2007 Dutch TT

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2007年のオランダグランプリ (ロードレース)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/05/02 05:33 UTC 版)

  2007年のダッチTT

レース詳細
2007年のロードレース世界選手権 全18戦中第9戦
決勝日	2007年6月30日
開催地	TTサーキット・アッセン
開催コース	常設サーキット 4.555km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ クリス・バーミューレン バレンティーノ・ロッシ 1:48.555 1:37.433 表彰台 1. バレンティーノ・ロッシ 2. ケーシー・ストーナー 3. ニッキー・ヘイデン
250 cc
ポールポジション ファステストラップ ホルヘ・ロレンソ アレックス・デ・アンジェリス 1:39.958 1:40.354 表彰台 1. ホルヘ・ロレンソ 2. アレックス・デ・アンジェリス 3. アルバロ・バウティスタ
125 cc
ポールポジション ファステストラップ マティア・パシーニ エクトル・ファウベル 1:45.603 1:45.551 表彰台 1. マティア・パシーニ 2. エクトル・ファウベル 3. ガボール・タルマクシ

2007年のオランダグランプリ（ダッチTT）は、ロードレース世界選手権の2007年シーズン第9戦として、6月28日から30日までオランダのTTサーキット・アッセンで開催された。

概要

伝統的に土曜日の開催となっている決勝レース、125ccクラスではポールポジションからスタートしたマティア・パシーニが独走で2連勝・シーズン2勝目を遂げた。2位にはポイントリーダーのエクトル・ファウベル、3位にランキング2位のガボール・タルマクシと続き、ファウベルとタルマクシのポイント差は7となった。

250ccクラスではポイントリーダーのホルヘ・ロレンソがポール・トゥ・フィニッシュでシーズン6勝目を挙げた。続いて2位には4戦連続でアレックス・デ・アンジェリスが入った。

MotoGPクラスでは、木曜日のフリー走行でホンダ・グレシーニのトニ・エリアスが転倒し左大腿骨骨折の重傷を負い、今回を含めて3戦を欠場することになった。ウェットセッションとなった金曜日の予選ではクリス・バーミューレンが強さを見せてポールポジションを獲得。ドライとなった決勝ではポイントリーダーのケーシー・ストーナーが序盤からレースをリードするが、今回新型チンクェチェントの発売を記念したスペシャルカラーで登場したフィアット・ヤマハのバレンティーノ・ロッシが11番グリッドから徐々に追い上げを見せ、23周目の最終シケインでストーナーからトップを奪うとそのまま逃げ切ってシーズン3勝目を挙げた。これでストーナーとロッシのポイント差は21に詰まった。

スペシャルカラーで登場したバレンティーノ・ロッシ。

MotoGPクラス決勝結果

順位	No	ライダー	マニュファクチャラー	周回	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	46	バレンティーノ・ロッシ	ヤマハ	26	42:37.149	11	25
2	27	ケーシー・ストーナー	ドゥカティ	26	+1.909	2	20
3	1	ニッキー・ヘイデン	ホンダ	26	+6.077	13	16
4	26	ダニ・ペドロサ	ホンダ	26	+10.465	9	13
5	21	ジョン・ホプキンス	スズキ	26	+13.138	5	11
6	5	コーリン・エドワーズ	ヤマハ	26	+15.139	6	10
7	4	アレックス・バロス	ドゥカティ	26	+36.075	12	9
8	66	アレックス・ホフマン	ドゥカティ	26	+41.768	8	8
9	13	アンソニー・ウエスト	カワサキ	26	+43.605	7	7
10	33	マルコ・メランドリ	ホンダ	26	+43.796	4	6
11	7	カルロス・チェカ	ホンダ	26	+43.826	16	5
12	56	中野真矢	ホンダ	26	+47.896	15	4
13	6	玉田誠	ヤマハ	26	+54.068	18	3
14	50	シルバン・ギュントーリ	ヤマハ	26	+57.718	17	2
15	80	カーティス・ロバーツ	KR212V	26	+1:28.637	14	1
16	71	クリス・バーミューレン	スズキ	26	+1:34.808	1
Ret	65	ロリス・カピロッシ	ドゥカティ	17	棄権	10
Ret	14	ランディ・ド・プニエ	カワサキ	11	棄権	3

250ccクラス決勝結果

順位	No	ライダー	マニュファクチャラー	周回	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	1	ホルヘ・ロレンソ	アプリリア	24	+40:25.904	1	25
2	3	アレックス・デ・アンジェリス	アプリリア	24	+3.857	7	20
3	19	アルバロ・バウティスタ	アプリリア	24	+8.683	3	16
4	34	アンドレア・ドヴィツィオーゾ	ホンダ	24	+17.948	2	13
5	4	青山博一	KTM	24	+30.800	4	11
6	58	マルコ・シモンチェリ	ジレラ	24	+31.135	8	10
7	80	エクトル・バルベラ	アプリリア	24	+33.323	5	9
8	36	ミカ・カリオ	KTM	24	+40.807	10	8
9	15	ロベルト・ロカテリ	ジレラ	24	+1:11.829	13	7
10	55	高橋裕紀	ホンダ	24	+1:18.958	15	6
11	32	ファブリツィオ・ライ	アプリリア	24	+1:19.361	11	5
12	44	関口太郎	アプリリア	24	+1:26.810	19	4
13	73	青山周平	ホンダ	24	+1:26.850	14	3
14	8	ラタパー・ウィライロー	ホンダ	24	+1:28.717	17	2
15	17	カレル・アブラハム	アプリリア	24	+1:28.949	20	1
16	28	デューク・ヘイドルフ	アプリリア	24	+1:30.407	22
17	41	アレックス・エスパルガロ	アプリリア	24	+1:33.812	12
18	7	エフレン・バスケス	アプリリア	24	+1:37.706	26
19	25	アレックス・バルドリーニ	アプリリア	24	+1:44.925	16
20	16	ジュール・クルーセル	ホンダ	24	+1:47.373	18
21	50	ユージン・ラバティ	ホンダ	23	+1 Lap	21
22	10	イムレ・トス	アプリリア	23	+1 Lap	25
23	69	Ronald Beitler	ホンダ	23	+1 Lap	27
24	68	Randy Gevers	アプリリア	23	+1 Lap	28
Ret	12	トーマス・ルティ	アプリリア	18	棄権	6
Ret	45	ダン・リンフット	アプリリア	11	アクシデント	23
Ret	72	Hans Smees	アプリリア	10	棄権	24
Ret	60	フリアン・シモン	ホンダ	8	棄権	9

125ccクラス決勝結果

順位	No	ライダー	マニュファクチャラー	周回	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	75	マティア・パシーニ	アプリリア	22	38:58.171	1	25
2	55	エクトル・ファウベル	アプリリア	22	+6.115	7	20
3	14	ガボール・タルマクシ	アプリリア	22	+6.146	6	16
4	33	セルヒオ・ガデア	アプリリア	22	+6.354	4	13
5	24	シモーネ・コルシ	アプリリア	22	+6.454	3	11
6	71	小山知良	KTM	22	+6.633	13	10
7	52	ルーカス・ペセック	デルビ	22	+6.643	2	9
8	11	サンドロ・コルテセ	アプリリア	22	+17.696	5	8
9	60	ミハエル・ランセデール	デルビ	22	+17.890	10	7
10	17	ステファン・ブラドル	アプリリア	22	+21.780	9	6
11	44	ポル・エスパルガロ	アプリリア	22	+22.867	17	5
12	34	ランディ・クルメナッハ	KTM	22	+22.938	25	4
13	12	エステベ・ラバト	ホンダ	22	+23.195	19	3
14	35	ラファエレ・デ・ロサ	アプリリア	22	34.247s	8	2
15	8	ロレンツォ・ザネッティ	アプリリア	22	+36.991	14	1
16	7	アレックス・マスボー	ホンダ	22	+37.145	20
17	18	ニコラス・テロル	デルビ	22	+34.407	12
18	6	ホアン・オリベ	アプリリア	22	+37.597	11
19	27	ステファノ・ビアンコ	アプリリア	22	+40.237	18
20	29	アンドレア・イアンノーネ	アプリリア	22	+48.387	37
21	56	ヒューゴ・ファン・デン・ベルク	アプリリア	22	+51.244	32
22	20	ロベルト・タンブリーニ	アプリリア	22	+51.374	23
23	31	エンリケ・ヘレス	ホンダ	22	+51.923	26
24	15	フェデェリコ・サンディ	アプリリア	22	+55.947	29
25	53	シモーネ・グロツキー	アプリリア	22	+57.183	27
26	37	ジョーイ・リットジェーン	ホンダ	22	+59.846	22
27	51	スティービー・ボンセー	KTM	22	+1:18.458	24
28	77	ドミニク・エガーター	アプリリア	22	+1:19.653	28
29	85	Philipp Eitzinger	ホンダ	22	+1:29.071	36
30	90	Roy Pouw	アプリリア	21	+1 Lap	31
31	72	Patr van der Waarsenberg	ホンダ	21	+1 Lap	34
32	89	ジャスパー・イウェマ	ホンダ	21	+1 Lap	33
33	88	Ferry Stoffer	ホンダ	21	1 lap	35
Ret	22	パブロ・ニエト	アプリリア	19	棄権	15
Ret	95	ロベルト・ムレサン	デルビ	10	棄権	21
Ret	63	マイク・ディ・メッリオ	ホンダ	10	棄権	16
Ret	99	ダニー・ウェブ	ホンダ	5	棄権	30

前戦 2007年のイギリスグランプリ	ロードレース世界選手権 2007年シーズン	次戦 2007年のドイツグランプリ
前回開催 2006年のオランダグランプリ	オランダグランプリ（ダッチTT）	次回開催 2008年のオランダグランプリ

参考文献

• “MotoGP official website”. 2010年4月22日閲覧。

Weblio日本語例文用例辞書

「2007 Dutch TT」の例文・使い方・用例・文例

• 多くのエコノミストが、団塊の世代が定年に達する2007年に起こる可能性がある2007年問題に関する懸念を示した。
• 2007年4月1日以前の年金記録も年金分割制度の対象となる。
• 消費者団体訴権制度は消費者契約法の改正を受けて2007年に施行された。
• 2007年三月から五月の間に
• 製造年月は2007年2月と書かれています。購入日は2007年5月頃です。
• ミューゼスＣは短時間着陸し，地表の岩石を破(は)砕(さい)，破片を採取し，2007年６月に地球に持ち帰る。
• その最終目標は，2007年以降に株式上場企業となることだ。
• 同庁は，2007年３月末までに，所蔵品を閲覧できる博物館の数を1000館にまで増やすことを考えている。
• 2007年には，新型のN700系が導入される。
• ２年間の試運転の後，N700系は2007年春に東海道・山陽新幹線で運行を開始する予定だ。
• ちきゅうは2007年に稼(か)動(どう)を開始する予定だ。
• 改修工事は2007年に始まる予定だ。
• 法案が国会を通過すれば，国営の日本郵政公社は2007年４月に，貯金，保険，郵便，窓口の４社に分割される。
• 2007年６月，探査機はイトカワからの岩石のサンプルを持って地球に戻ってくる予定だ。
• すべて計画どおりに進めば，はやぶさは2007年６月に地球に近づく。
• 同協会は，2007年のカニのシーズンに間に合うころに日本初のカニのソムリエが資格を得ることを期待している。
• ミロのビーナスの新展示室，2007年にオープン
• フランスのパリにあるルーブル美術館は，同美術館で最も人気の高い呼び物の１つである｢ミロのビーナス｣のための新展示室を2007年にオープンする予定だ。
• 作業は専用機がまだ使用されている間も行われ，2007年３月までに完了する予定だ。
• それは2007年10月にオープン予定だ。