20年前の事件の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:12 UTC 版)
「ネメシス (テレビドラマ)」の記事における「20年前の事件の関係者」の解説
美神始 / 立花始(みかみ はじめ / たちばな はじめ)〈61〉 演 - 仲村トオル 1959年11月11日生まれ。本名:立花始。遺伝性難病の治療法を確立させるゲノム編集の研究室を率いる世界トップクラスの遺伝子研究者で脳機能を低下させる遺伝子を発見し、20年前ピンポイントでゲノム編集した受精卵を作り出すが、何者かにその受精卵を盗み出されてしまう。 菅研究所の追っ手からアンナを守るため、行方をくらますのに亡くなったアンナの代理母・美馬芽衣子から「美」を、アンナの遺伝子上の母・神田水帆から「神」の名字の一文字づつをもらい「美神」の偽名を名乗り、道具屋の星が偽装したパスポートを使い赤子のアンナとインドに逃亡していたが、2020年10月、実母の葬儀で19年ぶりに帰国した際、菅研究所の追っ手に拉致され研究所に監禁される。 チームネメシスにより菅研究所から救出されるが、悪事が突き止められ自暴自棄となった大和に致死量のペントバルビタールを注射されてしまい、栗田と風真にアンナを守ってくれたことに感謝を述べ、アンナには「お前がやりたいことをやって行け」と言葉を残し息を引き取る。 大和猛流(やまと たける) 演 - 石黒賢(第1話・第5話・第7話 - 最終話) 始の同僚。20年前、筑波先端科学大学の立花ゲノム研究室で研究に従事していた。 始が「人が子孫を勝手にデザインして生み出してはいけない」と研究を凍結したゲノム編集に成功した受精卵を盗み出し、研究を進めようと美馬芽衣子を代理母にしてアンナを出産させるように仕掛けた張本人で、遺伝子治療に関心を示す菅容子と結託し、始の研究を解明し、我が子を天才児にしたい親たちから金をせしめて金儲けすることを目論んでいた。 チームネメシスにより菅研究所の悪事が突き止められると自暴自棄となり、研究所の爆破を画策。共に20年前の研究にとらわれていた始を道連れに致死量のペントバルビタールを打ち込むも、始はアンナと共に未来を夢見ていたことを知り、過去にとらわれていたのは自分だけだったと知りながら命を絶つ。研究所の爆破解除のコマンドはゲノム編集が初めて成功した日付だった。 神田水帆(かんだ みずほ) 演 - 真木よう子(第2話・第5話・第7話 - 最終話) 始の同僚。凪沙の姉。1971年10月15日生。20年前、立花ゲノム研究室で研究に従事していた。 2002年4月15日、菅研究所の追っ手の車から逃げる始の運転する自動車に同乗中に交通事故に遭い、美馬芽衣子とともに埼玉の亀田医院に搬送されるが、芽衣子とお腹の中の子供の安否を心配しながら息を引き取る。 始が研究していたゲノム編集された受精卵の卵子の提供者で、アンナの遺伝子上の母であった。アンナ同様にゲテモノ食いな独特の味覚の持ち主であり、とても明るい性格だったとアンナは凪沙から教えられる。 美馬芽衣子(みま めいこ) 演 - 山崎紘菜(第2話・第5話・第7話 - 最終話) 1978年5月9日生。「あかぼしの家」出身で、成人後にふらりと園長の元を訪ね、近々まとまった金が入る事をほのめかした後に行方不明となる。神田水帆が亡くなった交通事故の自動車に同乗していたが、栗田が事故現場に辿り着くと車外に投げ出されており、栗田に「カンケン」と言葉を残す。 ゲノム編集された受精卵を着床されたアンナの代理母で、監禁された菅研究所から逃げ出し研究所で名前を耳にした始に公衆電話から助けを求めていた。菅研究所の追っ手の車から逃げ交通事故に遭った後、負傷した状態で埼玉の亀田医院に搬送され、そこでアンナを出産するが息を引き取る。
※この「20年前の事件の関係者」の解説は、「ネメシス (テレビドラマ)」の解説の一部です。
「20年前の事件の関係者」を含む「ネメシス (テレビドラマ)」の記事については、「ネメシス (テレビドラマ)」の概要を参照ください。
- 20年前の事件の関係者のページへのリンク