20世紀の始まりから現在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/06 09:51 UTC 版)
「ジェームズタウン (ロードアイランド州)」の記事における「20世紀の始まりから現在」の解説
1890年から第一次世界大戦が終わるまで、軍隊の要塞づくりが盛んに行われた。1898年に始まった米西戦争がその触媒となった。ダッチ島のグレブル砦建設が始まった。陸軍省がゲティ砦の用地31エーカー(130,000 m²) を買収し、砦を急速に建設した。ウェザリル砦を建設するためにダンプリング砦近くの夏の家が接収された。コナニカット砲台近くのプロスペクトヒルでさらに土地が取得され、見張り所と消防署が造られた。政府はグールド島に機雷保管所と試験施設を設立した。その後第一次世界大戦の終戦時にコナニカット島要塞は使用されなくなった。 一方で、ジェームズタウンは夏の観光地として繁栄するようになった。1903年にはホテルが9軒あった。しかし、大型リゾートの全盛期はジェームズタウンでも他の場所でも短期間だった。1920年代に羽振りの良かった客が急速に減少した。1938年にはソーンダイク・ホテルが解体された。 1938年、大型ハリケーンのために、ナラガンセット湾地域で多くの物的損害を受け、300人以上の人命が失われた。マッカレルコーブ・ビーチから砂の多くを取り去り、人気のあったビーチ・パビリオンを破壊した。ウェストフェリーの船着き場を破壊したことで、本土のサンダースタウンとを繋ぐ橋の建設承認を加速させた。初代のジェームズタウン橋は1940年夏に開通し、西部への通行が日夜可能になったことで、フェリーの運航に代替することになった。 1941年、大型ホテルの1つ、ガードナー・ハウスが数年間使われなくなっていた後で、取り壊された。その跡にUSOビルが建設された。戦後、このビルは町が買収し、現在はコミュニティセンターと呼ばれている。2002年に広範な庭園を造り、改修された。 第二次世界大戦によって、コナニカット島のゲティ砦やウェザリル砦、ダッチ島のグレブル砦、ゴート島の機雷工場、グールド島の機雷保管所などナラガンセット湾周辺の軍事基地を設立し、再度活性化された。 1969年、ニューポート橋が完成し、サウス郡(ワシントン郡)からニューポートまで、ロードアイランド州道138号線を連続した高規格道路で繋いだ。その完成で、伝統的なフェリー便が廃止された。 大型ホテルで最後まで残っていたベイビュー・ホテルが1960年代に営業を止めた。その建物は1985年に解体された。その4年後、その跡にベイビュー・コンドミニアムがオープンした。この建物の外観はホテルの外観に極めて似せて設計された。タイムシェア・リゾートとして運営しているベイ・ボエジ・ホテルが、ジェームズタウンの東部港地域に並んでいた多くのホテル群の最後の生き残りとなっている。 1992年、1940年に建設されていた狭い鋼製橋に代わってジェームズタウン・ベラッツァーノ橋が完成した。この建設時に西部の新しいアクセス道路とコナニカット島内部を横切る高規格道路が建設された。
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