20世紀の偽書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 04:25 UTC 版)
日韓併合の翌年に編纂された本書の「檀君世紀」や「太白逸史」には中国の清の時代の地名や嘉慶以後の言葉「長春」や「太白逸史」の引用書「朝代記」に男女平等、父権などの用語がある。また編纂に必要な引用文献などが明確でなく、不明であるにもかかわらず、古代以来伝えられた真実を記載したとするため偽書とされる。この点で日本の古史古伝と似ている。 事実、本書は日本の古史古伝の研究家、鹿島曻により1982年、古史古伝と同じ扱いで日本語訳書が出版されることにより大韓民国で有名になった。
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