2-アミノ-1,9-ジヒドロ-6H-プリン-6-オンとは? わかりやすく解説

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グアニン

(2-アミノ-1,9-ジヒドロ-6H-プリン-6-オン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/30 16:48 UTC 版)

グアニン
識別情報
CAS登録番号 73-40-5 
PubChem 135398634
ChemSpider 744 
UNII 5Z93L87A1R 
EC番号 200-799-8
DrugBank DB02377
KEGG C00242 
ChEBI
ChEMBL CHEMBL219568 
4556
RTECS番号 MF8260000
バイルシュタイン 147911
Gmelin参照 431879
特性
化学式 C5H5N5O
モル質量 151.13 g/mol
外観 白色の非晶質固体
密度 2.200 g/cm3 (計算値)
融点

360 °C, 633 K, 680 °F (分解)

への溶解度 溶けない
酸解離定数 pKa 3.3 (アミド), 9.2 (第二級), 12.3 (第一級)[1]
危険性
主な危険性 Irritant
NFPA 704
1
1
0
引火点 不燃性
関連する物質
関連物質 シトシンアデニンチミンウラシル
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

グアニン (guanine) は分子式が C5H5N5O の、核酸を構成する5種類の主な塩基のうちのひとつ。プリン塩基である。分子量は 151.13。グアニンから誘導されるヌクレオシドグアノシン

右図の構造に対応するIUPAC名2-アミノ-1,9-ジヒドロ-6H-プリン-6-オン (2-amino-1,9-dihydro-6H-purin-6-one) であるが、ほかに互変異性として、1,7-、3,7-、3,9-ジヒドロ体をとることができる。

DNA、あるいはRNAの二重鎖構造の中ではシトシンと3本の水素結合を介して塩基対を作っている。

サケ科タチウオサンマ等の魚類の銀白色部位を構成する主要成分でもある。名称の由来は、海鳥の排泄物の堆積物(グアノ)中から発見されたことによる。

関連物質

脚注

  1. ^ Dawson, R.M.C., et al., Data for Biochemical Research, Oxford, Clarendon Press, 1959.

関連項目

  • グアニンデアミナーゼ英語版



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