1995年3月以降の特記事項
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「京成3200形電車」の記事における「1995年3月以降の特記事項」の解説
1996年(平成8年)12月には安全性向上のために、3294のMGとCPが、廃車された初代3050形の機器から流用されることになり、MGは他の赤電冷房車と同タイプの大容量タイプに、CPは交流タイプのAC-1000に変更された。 1999年10月以降、3200形6M車・3300形コイルばね車の赤電6両固定編成も6両単位での検査入場が基本になったが、3200形6M車はそれからしばらくは固定編成内で検査時期の異なった車両がいたため、入場時には8両編成と4両編成が組まれた。これは2000年2月に3232 - 3229が4両単位で出場した時点で解消されている。 車体側面には筆記字体のKeisei更新後もロゴと車両番号がステンレス切り抜き文字で表記されていたが、それに加え京成グループのCI導入に伴い、従来の表記は残したまま、2001年3月に全車両の側面にK'SEI GROUPのロゴを貼付した。 車内マナー強化のため、2006年1月 - 2月に3225 - 3228・3237 - 3240・3261 - 3266・3275 - 3276・3279 - 3280・3295 - 3298の22両の優先席付近のつり革を輪・皮共に黄色いタイプのものに変更すると共に、窓には優先席を表すステッカーも貼付された。これは2006年4月以降に京成に在籍するすべての通勤形車両に実施されている。 3294・3298編成は、前述の3150形と混結した1989年以降は4両編成のみで使用されてきたが、2003年4月に3294編成の3293のリアクトルが故障した際、同年5月末 - 6月中旬に3298編成と3292 - 3291が組み、以下の6両編成で運用された。 3298-3297-3296-3295+3292-3291 →成田空港・ちはら台 2003年7月中旬に3293が復帰したため、3294・3298編成ともに4両編成に戻りこの異色編成は消滅した。なお、6連組成時には特急・快速といった優等運用もこなしたが、組成解除までに都営浅草線へ乗り入れることはなかった。3294編成は2004年(平成16年)1月に廃車になったため、3200形片扉車同士の6連は更新・冷房化後はこの時のみだった。
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