1919年の改正とは? わかりやすく解説

1919年の改正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/05 20:03 UTC 版)

大連都市交通」の記事における「1919年の改正」の解説

このように時間制という特殊な制度や、さまざまな種類回数券定期券をもって営業行っていた軌道線だが、乗客年々増加するにつれて問題発生して来た。 時間制乗換券いらないという長所があったものの、時間内ならば自由に乗車出来るという性質のために人から人へと何人もの間で転用されるという不正の温床となってしまった。市外線の乗車券市内線市外線、特等並等乗車券まとめて1枚押し込んであったため、整理煩雑なものであった。 また回数券時間制利用出来ず乗換出来ないため、せっかく割引がされていても不利益になるといううらみがあった。さらに定期券学生一箇月券を学生通学目的以外に濫用したため、会社としても取扱困るよになったこのため1919年1月改正が行われ、市内線では自由時間長い一時間乗車券廃止して半時間乗車券一本化した市外線では市内線乗車券同時に扱うのをやめるとともに特等並等一緒に併記せずに分離市外線のみの乗車券等級別に発売することにした。 回数券従来カード型30回券を廃止代わりに綴り式の回数券発行することとし市内線では1枚半時間乗車券1枚引換市外線では1枚あたり1区乗車出来るようにした。料金特等22綴りのみで1円並等27綴り1円13綴り50であった。なお回数券引き替える半時間乗車券は「引換券」と呼ばれ券面に「引換券」「引換」の文字入っていた。 また定期券では1月工場通勤券、2月学生一箇月券を廃止前者代替として割引回数券30綴り特等60銭・並等50銭で発売後者代替として学生回数券30回分を並等のみ50銭、さらに小学生向け1ヶ月定期復活させた児童通学券を並等のみ45銭で発売したこの他特殊な夏期期間券・水泳券は9月をもって廃止された。 しかし、市内線における時間制乗車券不正利用なくならず、さらに乗客増加の折、何度も検札をしなければならないこの乗車券乗務員にも乗客にも煩雑なものとなって行った。 そこで会社は再び10月改正実施時間制廃止し普通乗車券復活させて乗換券制度導入往復券も発売した運賃片道特等6銭・並等5銭、往復特等10銭・並等8銭であったまた、これと同時に工場通勤者向けの割引回数券廃止となった

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1919年の改正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/11 02:13 UTC 版)

鉄道教習所」の記事における「1919年の改正」の解説

1919年大正8年)の制度改正により、受験資格部外開放された。 局教においては業務課において部外入学者認め高等小学校卒業程度試験合格した者を6ヶ月予科入学させた後、業務本科進学させた。 中教においても、中学校卒業程度試験合格した部外者について、1年制の予科入学させた後、部内と共に1年制の本科に進ませた。また、これに伴い、中教の教習期間は1年となった

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