鳴神学園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 09:10 UTC 版)
「アパシー・シリーズの登場人物」の記事における「鳴神学園」の解説
正式名称は私立鳴神学園高等学校。生徒数は約二千四百人(2008年度)で、少子化の進む現代においても最大の人気を誇るマンモス校。生徒数の多さのため、各学年の組み分けもA〜T組までの20クラスと細かく分けられる。そのため、三年の学生生活の中で一度も顔を合わせずに済ませる者同士も多く存在する。制服は独自のデザインの物を採用し、ロゴを強調した男子制服と網目模様をあしらったセーラー服である。 広大な敷地内に、二つの体育館をはじめとした充実した設備を持っており、運動系・文化系を問わず、部活動は盛ん。評判通り、運動部は全国大会の常連クラスが幾つも存在するが、一方でオカルト同好会をはじめとして活動内容さえ怪しいクラブも多数存在する。 1995年を境目に何かが起こったとも言われている。なお、この年は新たに第二体育館を建造するために、老朽化が進み使用されなくなった旧校舎を取り壊した年。旧校舎は戦前から存在していたが、取り壊しに伴い多数の人骨が発見されたとも言われており、学校の暗部との関わりが噂されている。この際、新聞部によって学校の七不思議を特集しようという企画が組まれたとも言われている。 そのような企画が組まれるように、学園自体も心霊スポットとしても有名で、何百という怪談が伝わり、また語られている。その内容は十三階段やトイレの花子さんといったオーソドックスな学校の怪談から、飴玉ばあさん等鳴神独自に伝わっているものまで多種多様である。また、教師や生徒達まで奇人変人揃いなこの学校では彼ら自身が怖い話になることすらある。 それらの中には決して関わってはならないとされるほどに危険なものも存在し、表沙汰にこそされていないが、毎年何十人という数の死者・行方不明者が発生していると噂されるほど。例として、2008へとつながる歴史では七不思議の集会は校則で禁止されるほどの禁忌となっており、生徒間でも暗黙の了解とされている。
※この「鳴神学園」の解説は、「アパシー・シリーズの登場人物」の解説の一部です。
「鳴神学園」を含む「アパシー・シリーズの登場人物」の記事については、「アパシー・シリーズの登場人物」の概要を参照ください。
- 鳴神学園のページへのリンク