魏の主要人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 06:12 UTC 版)
曹操(そう そう、字・孟徳、幼名・阿瞞) 声:宮野真守(幼少期:井上喜久子) / 掛川裕彦(晩年期: 幸野善之)(三国志大戦) / 堀内賢雄(三国志大戦(第2期)) 本作の主人公。富士額と一本長く伸びた独特な下睫毛が特徴(この下睫毛の特徴は曹操の子供達にも現れている)。一人称は「俺」。既存の概念にとらわれない破格の発想と才覚を持つ英傑。一方で、虐殺も粛清も厭わぬ覇業から「乱世の奸雄」と評される。初期は自らの運命を天意として憚らなかったが、次第に自分の描く天下を目指すようになる。最高権力を握る立場に至った後も自らが皇帝になることは拒み続けた。極度の女好きで水晶、丁美湖、卞玲瓏、その他大勢の女性と関係をもつ。蜂が苦手。晩年は頭痛に悩まされる。 「最も人に興味を示した英雄」として描写されており、国の要はあくまで人と考え貪婪なまでに人材を求める。「唯才」の思想の下、才能があれば出自や経歴に関係なく任用・抜擢する。人材の名と才能を瞬時に、完璧に記憶でき、数万あるいは数十万もの名前を覚えているが、才能を感じられなければ家族の名でさえも覚えることはしない。 あらゆる物事に才を発揮する万能人。軍事・政治のみならず、文学・武芸・音楽・建築・調理・医学など幅広い分野で卓越した能力をもつ。女装も得意としており、亶公が主催する端午の節句で披露している。徹底した現実主義・合理主義であり、屯田制を採用したり、文学、医学などの地位を向上させようとするなど、パイオニア精神も併せもつ。そのため、新しい価値観を拒む儒教を強く嫌悪し、物語の後半で激しく対立する。
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