高松車庫
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1991年(平成3年)の光が丘 - 練馬間の部分開業を控えた1990年(平成2年)10月1日に志村車両工場光が丘検修所として発足した。その後、新宿駅延伸開業を控えた1997年(平成9年)7月16日には光が丘車両検修場として格上げ、前述した通り2000年(平成12年)4月1日に木場車両検修場に組織統合された。なお、後の交通局の資料では木場車両検修場(高松車庫)と書かれている。都営三田線との接続はないが、当初の車両基地の組織上は志村車両工場であった。 元々は民間の資材置き場として使用していた用地を東京都交通局が活用したものである。1989年(平成元年)5月24日に高松車庫の建設工事に着手し、翌1990年(平成2年)11月30日に全体の建設工事が完了した。規模は幅58.3 m 、延長330.5 m、掘削深さ 15 m の地下2層構造である。大江戸線放射部(光が丘 - 新宿間)の開業に対応した設備となっている。 敷地面積:8,007 m2高松庁舎 6,034 m2、機械棟 1,921 m2 ほか 延床面積:36,370 m2高松庁舎:5,769 m2、機械棟 1,249 m2、車庫地下1階部 12,967 m2、車庫地下2階部 12,955 m2 ほか 車庫内は木場車両検修場と同様に地下2層構造となっている。南北方向に細長い構造となっている。 地下1階部に留置線(列検線)が3本、月検査線(プールピット構造)が2本、全重検線2本、台車線1本、臨検線1本(車体吊上機、天井クレーンなど配置)、トロリー線(保線車両置き場)4本がある。 地下2階部に留置線が9本、洗浄線が2本(車両洗浄機1台)、車輪転削線が1本ある。留置能力は上下合わせて8両編成16本(128両)である。 ※太字は検査線で、収容数には含めない(トロリー線も含めない)。
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