飲酒描写に対する批判
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「キミに100パーセント/ふりそでーしょん」の記事における「飲酒描写に対する批判」の解説
MV 公開直後の2013年1月18日、学校や職場の懇親会などにおける一気飲みの強要(一気飲ませ)で事故死した子供を持つ親らが中心となって設立した市民団体『イッキ飲み防止連絡協議会』が同MVの内容について、「若者の一気飲みを助長する懸念がある」とする声明を発表。一気飲みを想起させるシーンの削除を求めた要望書をワーナーに送付した。この要望について同協議会は、2010年にWHOが採択した「有害なアルコールの使用を低減するための世界戦略」に沿ったものであるとし、「近年、欧米各国やアジア、オセアニアなどで次々と“有害なアルコールの使用”を防止するための社会規制やキャンペーンが行なわれている」「きゃりーぱみゅぱみゅさんは海外の若者からも高い関心を持たれているファッションリーダー・アーティストであり、ぜひともこうした情勢に配慮を求めたい」と説明した。 ワーナー側は、「未成年者による飲酒を奨励、助長し、連想させようとするものではないが、演出にそのような懸念を抱かせてしまう要素があるならば、ご指摘を真摯に受け止める」と回答した上で、同社のウェブサイト、YouTube の解説・告知欄、カラオケ店などで流れるビデオに「イッキ飲みは絶対にやめましょう! お酒は20歳を過ぎてから!」というメッセージを追加した。きゃりーは自身のTwitterで「イッキ飲みは演出です。酔っ払った世界観をPVで表現しているだけです。みんなで頑張って作り上げた作品に消去以来(依頼)が来てるなんて悲し過ぎる…。もっと自由にいろんな事やりたいのに。。。」と不満を述べている。ファンからはきゃりーに同情的な声が上がる一方、イッキ飲みの犠牲者の遺族を気遣う声もあった。
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