頼岳寺とは? わかりやすく解説

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頼岳寺

読み方:ライガクジ(raigakuji)

別名 少林

宗派 曹洞宗

所在 長野県茅野市

本尊 釈迦如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

頼岳寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/02 02:50 UTC 版)

頼岳寺
頼岳寺参道
所在地 〒391-0001 長野県茅野市ちの1753
位置 北緯36度0分35秒 東経138度8分37秒 / 北緯36.00972度 東経138.14361度 / 36.00972; 138.14361座標: 北緯36度0分35秒 東経138度8分37秒 / 北緯36.00972度 東経138.14361度 / 36.00972; 138.14361
山号 少林山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 寛永8年(1631年)
開山 大通関徹大和尚
開基 諏訪頼水
公式サイト 曹洞宗少林山頼岳寺ホームページ
法人番号 9100005008292
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頼岳寺(らいがくじ)は、長野県茅野市にある曹洞宗寺院山号は少林山。

概要

頼岳寺参道

戦国時代徳川家康家臣団の関東移封により諏訪頼水上野国にあった頃、雙林寺十三世の大通関徹和尚に参禅し、江戸時代に旧領諏訪郡を安堵された後に招聘し、戦国時代に焼失した永明寺から什器を移して、寛永8年(1631年)に菩提寺として開基とした。寺号は頼水の法名「頼岳院殿」にちなむ。

裏山には入母屋単層で朱塗りの廟所があり、頼水、父諏訪頼忠(永明寺殿)、頼水の母「理昌院殿」が祀られている。周囲の墓地には大祝家、二の丸家老をはじめ、諏訪高島藩重臣の伽藍塔、宝篋印塔が立ち並ぶ。 本尊の釈迦如来は丈が71cmで、運慶湛慶の合作という。往時には寺領1000石、年々斎米6俵、永代法会料250俵、薪300駄を受け、「鵞湖禅林」として参禅の僧侶が常時30人を下ることがなかったという。

安政6年(1859年)、明治34年(1901年)に火災に遭い、現在の本堂は大正時代に再建されたが、内陣正面の欄間には立川和四郎冨昌の手になる唐破風の彫刻が施されている。 

高島藩主諏訪家墓所(頼岳寺と諏訪市温泉寺墓所の一括指定)が国の史跡に指定されている[1]

交通アクセス

頼岳寺脇Y字坂

脚注

  1. ^ 国史跡高島藩主諏訪家墓所”. 諏訪市 (2021年4月1日). 2024年1月7日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク


頼岳寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 08:50 UTC 版)

諏訪頼水」の記事における「頼岳寺」の解説

詳細は「頼岳寺」を参照新たな菩提寺として寛永8年1631年)に頼岳寺を創建している。少林山頼岳寺は曹洞宗禅宗)に属し本山永平寺福井県)と總持寺神奈川県)、開山初代住職)は雙林寺群馬県十三世大通関徹大和尚高島藩主諏訪家墓所温泉寺 (諏訪市)墓所と頼岳寺墓所諏訪氏頼岳寺廟所〉の一括指定)が国の史跡指定されている。 頼岳寺の別名は「鵞湖禅林」といい、鵞湖とは諏訪湖のことで、寺から眺めることができる。湖の形が鵞に似ていたためにそう呼ばれていた。 本堂後方にある廟所(国指定史跡)には頼(頼岳寺殿)とその父(永明寺殿)・母(理昌院殿)がまつられている。 本尊釈迦牟尼佛木像座体二尺三寸五分)は焼失した永明寺から移された物。運慶湛慶合作伝えられる本堂内陣正面欄間彫刻立川流二代四郎冨昌の作。杉並木は推定樹齢三百年におよぶものもあり茅野市文化財指定されている。 市指定文化財として「諏訪頼水念持仏」「琥珀観音(頼徳川家康より拝領)」「虚空蔵菩薩坐像」「十六羅漢図」(吉山明兆作)がある。(十六羅漢図は他に、鏝絵作家小川天香奉納額もある。) 「諏訪氏頼岳寺廟所」は市指定史跡にもなっていて、同敷地内には諏訪家支えた家臣団墓地多く残されている。

※この「頼岳寺」の解説は、「諏訪頼水」の解説の一部です。
「頼岳寺」を含む「諏訪頼水」の記事については、「諏訪頼水」の概要を参照ください。

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