音無女学館高校
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音無女学館高校(おとなしじょがくかんこうこう)は、神奈川県鎌倉市極楽寺にある女子校で、自由な校風と種類は少ないが強豪揃いの部活動で知られる。田鶴子(後述)によると、入学するのは高校生活を遊んで過ごしたい人、習い事や芸能活動など学外での活動を重視している人、部活ひとすじな人の3種類の生徒が多く、新設の部に入ろうという者は普通の高校よりもさらに少数らしい。 蓬原 道(よもぎはら みち) 主人公。1年A組。10年前に都大路で宇賀神を見てその走りに憧れる。その後ケニアで暮らしていたが、宇賀神が音無女学館にいることを知って駅伝をするために帰国・入学した。寮で生活している。音無女学館に陸上部がないことは知らなかった。駅伝部を作ろうとして彼女に顧問を頼むが拒絶される。その後彼女の過去を知って悩むが再び気持ちをぶつけ、一週間以内に部員を5人揃えられなければ今後一切駅伝の話をしないという条件を出される。 宇賀神 尚見(うがじん なおみ) 音無女学館高校の教師。高校1年生の時、全国高等学校駅伝競走大会の最終第5区を走り区間新記録をマークする。翌年、道が見た同大会で同じ区間を走り、区間記録を更新するが、その大会の直後に交通事故に遭い左足を切断。それ以来陸上競技と完全に縁を切っていた。義足を着けて生活しているが、ほとんどの人が気づかないほど自然に歩くことができる。 藍田 里央(あいだ りお) 1年A組。10年前、道と同じ場所で宇賀神の走りを見ていた。江ノ島中学出身。全国中学校バスケットボール大会得点王で特待生として入学し、強豪である音無のバスケ部でもすぐにスタメンに選ばれた。新開亜美(後述)とは幼馴染で親友だったが、中学で亜美が陸上部に入って以来距離ができている。家は旅館の富士海屋(ふじみや)。 新開 亜美(しんかい あみ) 1年生。幼い頃に里央の家である旅館の隣に引っ越してきた。江ノ島中学出身。いつもヘッドフォンを身につけている。中学から陸上を始め、人一倍努力して1年生で全国中学校駅伝大会の選手となる。しかし、2年生の時にある理由で駅伝にトラウマを抱き陸上部を辞めてしまう。 高瀬 田鶴子(たかせ たづこ) 1年B組。眼鏡に三つ編みの少女。青春に憧れていて、中学入学時は部活勧誘目的の上級生たちが集まる通称・新歓ロードを何度も往復したが、一度も声をかけてもらえなかった。道の言動に青春を強く感じて憧れを抱き、勇気を出して自分から駅伝部入部を願い出る。学力は高いが運動はかなり苦手。 戸部 繭(とべ まゆ) 1年B組。田鶴子の隣の席のツインテールの少女で、彼女のことはでんづると呼んでいる。勉強は苦手。アイドル志望でオーディションに何度も応募している。
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