電子アニマル アノシラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 06:58 UTC 版)
「電光超人グリッドマンの登場怪獣」の記事における「電子アニマル アノシラス」の解説
第6話「恐怖のメロディ」に登場。 武史が作った怪獣ではなく、電子ピアノのコンピュータ・ワールドミュージックエリアに元から棲息する電子生命体で、「音の精霊」とも呼ばれる同じコンピュータ・ワールドの住人である人型の電子生命体のユニゾンと共にミュージックエリアを守る。入力された音楽のノイズを吸収し、雑音を浄化している。 優しい心の持ち主で、性格も大人しいが、強化されたバギラの攻撃も寄せ付けない頑丈な皮膚を持ち、角からは攻撃用のビーム、口からはフィクサービームを放つ。 電子ピアノのコンピュータ・ワールドを襲撃してきたバギラを角から発射する光線で倒し、破壊されたシステムを修復した。 スーツアクター:三宅敏夫 書籍『電光超人グリッドマン超全集』では、名前は「共振=アノシル」に由来すると記述しているが、該当する単語は存在せず、当時タカラの担当者であった赤松和光は後年のツイートにて当時の時点で記憶違いであったものとしている。他に「サウンドラー」「ゴングラー」などの案も存在した。 デザインは巻貝をモチーフとしており、初期デザイン案でのスピーカー状の部位が変遷していったものである。また幼生のデザインやゴングのような甲羅、管楽器のような巻貝やヘビメタのような凶悪的なデザインも存在した。 第6話の脚本を担当した川崎ヒロユキは、元々はミュージシャンでもあるエド山口がレギュラー出演していたことから音楽を題材にしたエピソードを執筆したところ、シリーズ構成の平野靖士の要請でユニゾンを登場させることになったが、ユニゾンの登場シーンの合成に手間がかかることから円谷プロ側が難色を示し、その後コンポイドの類を登場させられなくなり関連した設定がお蔵入りになってしまったと語っている。 電光ヒーローシリーズNo.9としてソフトビニール人形が発売された。商品名は「音波怪獣アノシラス」だが、変身前の姿で造形されている。 テレビアニメ『SSSS.GRIDMAN』ではコンポイドに似た姿をした怪獣少女アノシラス(2代目)が登場。また最終回では、原典と同じ姿のアノシラスが登場し、こちらは原典と同一存在であることが示唆されている。詳細は作品項目を参照。
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