雷獣一族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 04:02 UTC 版)
七宝の父の仇。いい女をさらって食べてしまうという説もある。アニメでは雷鳴谷と言われる谷に住んでいた。 飛天(ひてん) 声 - 神奈延年 雷獣三兄妹の長男。額を露出したヘアスタイルで、人間の少年の姿をしている。一人称は「俺」。足元に付いている滑車で空を飛びまわり、「雷撃刃(らいげきじん)」と呼ばれる矛を使って攻撃する。姿は人間に近く一見優しそうな美男子の風貌をしているが実は弟・満天より凶暴な性格で、満天のマヌケ振りに激怒した勢いで口説いた女妖怪の頭をぶち抜いた。四魂のかけらを持っている犬夜叉と対決。その一方で弟想いでもあり、満天の死に際しては亡骸を抱いて人目も憚らず号泣し、その心臓を喰らい妖力を取り込んだ。弟の仇を討とうするが、かごめに滑車を破壊され、最後は犬夜叉の鉄砕牙で雷撃刃ごと一刀両断にされ遺体は灰と化し消滅した。アニメでは満天の心臓ではなく四魂のかけらを体内に取り込んだ。また、珊瑚も犬夜叉達と出会う前から雷獣三兄妹の噂は知っていたようである。 満天(まんてん) 声 - 稲田徹 雷獣三兄妹の次男で蒼天の兄。一人称は「俺」。兄・飛天とは違い蜥蜴のような顔をしており(アニメでは飛天が父親似で満天が母親似だということが判明)、雲に乗って空を飛び、口から雷撃波を吐く。ブサイクな上に毛がない事にコンプレックスを抱いているのか、飛天のように髪の毛を多くして女にもてるのが夢らしい。冷酷で人をバカにした態度をとるが、兄には逆らえない。3本しかなかった自分の残り少ない髪を散らされ激昂し攻撃。その後、かごめをさらって毛生え薬の材料にしようとした。犬夜叉と飛天の対決の際、最後の髪の毛一本を七宝に散らされ本気で激怒し、七宝やかごめを襲って殺そうとするが、犬夜叉の投げ飛ばした鉄砕牙に貫かれて死亡した。アニメでは貫かれた後も息があり、「今度生まれても飛天あんちゃんの弟で生まれたい」と言い残し飛天に看取られ息絶えた。 蒼天(そうてん) 声 - 水谷優子 アニメ版のみ登場。雷獣三兄妹の末妹。一人称は「私」。紅竜を従がわせ、二人の兄の仇である犬夜叉一行を罠に落とし入れ七宝をさらった。他人におでこを触られることをひどく嫌がる。七宝の持っていたもの(かごめが現代から持ち込んだクレヨン)を欲しがるようになり、それを掛けて対決をする。しかし、七宝との戦いは団栗の背比べで一向に決着が着かなかった。そして彼女が女子だと知った七宝はあきれて負けを認めた形となり、彼からクレヨンを受け取った。その後、クレヨンを譲られたことで七宝に好意を持った彼女は野原で七宝の似顔絵を書いていた。雷撃刃を持っているが七宝との戦いでは使っていない。 紅竜(こうりゅう) 声 - 大谷育江 アニメ版のみ登場。蒼天の配下。3回殴られると雲のような物体に変身する。蒼天の指示で犬夜叉一行を罠に落とし入れた。最初の内は成功していたが、犬夜叉とかごめの時は見事に失敗して捕まる。その後、犬夜叉をうまく利用して雲に変化し、矢を乱れ打ちして犬夜叉とかごめを襲うが、その矢はこけおどしだとばれてあっけなく敗れ、蒼天のアジトへの道案内をさせられた。
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