雁垂れとは? わかりやすく解説

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がん‐だれ【×雁垂れ】

読み方:がんだれ

漢字垂れの一。「原」「厚」「厘」などの「厂」の称。「雁」の字を略した字形であるところから「厂」を「がんだれ」というが、字書では「雁」は、ふつう「隹(ふるとり)」の部に属する。


厂部

(雁垂れ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 15:52 UTC 版)

康熙字典 214 部首
卩部 厂部 厶部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

厂部(かんぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。

康熙字典214部首では27番目に置かれる(2画の21番目)。

概要

厂部には「厂」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。

形の由来としては、崖を象ったもの(「厓」「原」など)、石を象ったもの(「厲」「厭」など)[1]、小屋を象ったもの(「厨」「厠」)などがある。これらは「广」と書かれることもあり、その場合は广部に属する。

UnicodeCJK部首補助では、「厂」に対する変形に準ずる扱いとして「⺁」の字形が登録されている。

部首の通称

  • 日本:がんだれ(雁の略字に使ったことから)
  • 中国:偏厂・厂字头(changzitou、「厂」は「廠」の簡体字
  • 韓国:민엄호부(min eomho bu、飾りのない广の部)
  • 英米:Cliff radical

部首字

例字

脚注

  1. ^ 李守奎、肖攀 『清華簡《繫年》文字考釈与與構形研究』 中西書局、2015年、62-92頁。

雁垂れ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 04:03 UTC 版)

名詞

がんだれ

  1. 漢字部首「⼚」が垂れであるときの呼称

「雁垂れ」の例文・使い方・用例・文例

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