阿蘇オープントップバス(そらめぐりん)
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「阿蘇山観光バス」の記事における「阿蘇オープントップバス(そらめぐりん)」の解説
これまで阿蘇山火口周辺へのアクセスとして、ロープウェイもしくは自家用車(阿蘇山公園道路を通行)の2通りしかなかったが、2011年3月12日の九州新幹線全線開通を契機に、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}九州の中心に位置する熊本県のシンボルである阿蘇山へのさらなる観光客誘致を狙い、[要出典]同山一帯において通常の観光バスから屋根を外した小型のオープントップバスにより周回運行を開始した。オープントップバスにより阿蘇の大パノラマを堪能しながら同山の魅力を体感できることをアピールポイントとしていた。[要出典]蘇山火口では約30 - 1時間30分の火口見学ができるよう設定されていた。 愛称に関しては、同年2月に一般公募し、約200通の応募の中から九州産交と熊本県観光経済交流局が検討し、バスのイメージに合わせたものとして「そらめぐりん」と決定した。車両は、これまで熊本で使用されていた小型のマイクロバス(日野レインボーRB・定員21人乗り)を産交バスが中古車として購入し、さらに屋根を取り払い側面の窓も従来より広くするなど約500万円をかけて改造された。改造はイズミ車体製作所。 なお、日本国内におけるオープントップバスの導入はこれが4例目だったが、それまでは全て大型車両が使われており小型車両での導入は日本初であった。また、活火山周辺での運用もこれが初めてだった。なお阿蘇山火口周辺への路線バスの乗り入れは、1980年に上述のマウントカーが廃止されて以来約31年ぶりであった。 2011年12月31日 - 2012年2月29日までの期間は運休。2011年12月と2012年3月においては平日の運行を取りやめ、土・日・祝日のみの運行となった。2012年3月31日をもって運行終了。
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