防壁役
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 04:00 UTC 版)
「ぬりかべ (ゲゲゲの鬼太郎)」の記事における「防壁役」の解説
頑強な巨体を活かして敵の攻撃から仲間を守ったり、敵の移動を阻んだりする(率先して敵の攻撃を自ら受ける事になる為、負傷する事も多い)。ただし防げる攻撃の性質はシリーズによって異なり、アニメ第4作102話「凶悪!中国妖怪刑天」では砂かけ婆曰く「元々石」で敵の石化の術を受けても無効化できるが、原作やアニメ第3,5作では石化される場面がある。また「朝鮮魔法」やアニメ第6作82話では「耳が無い(聴覚はある。『鬼太郎大百科』の図解では、人間の毛穴や汗腺に相当する全身の微細な穴に聴覚が備わると説明)」ので音楽妖術を無効化できるが、「国盗り物語」では吸血花ラグレシア配下の花々の呪い音楽で眠ってしまった。実弾兵器の類いは効かず、第3作68話では戦車砲、第6作36話ではマシンガンの弾を正面から受け止め、第6作最終話では特殊部隊が放った対妖怪用の銃弾すら致命傷にはならない(流石に多数受けてダメージはあったが)。暴風や雪崩などの強い力を受けると耐えきれず後ろに倒れてしまう(第4作50話や109話など)ことや、冷気で凍らされたり(「鬼太郎のお化け旅行」4話の双頭ミイラ、第5作7話の雪女)、大百足の毒やぬけ首の熱気攻撃で体が溶けたこともある。背後から攻撃されると弱いらしい(第6作9話では河童に尻子玉を抜かれて腑抜けになるシーンがあるが、10話では猫娘がヨースケくんを倒したときに発生した爆発の衝撃からまなを守ったときは何ともなかった)。また、第6作55話ではテニス部の少女・岡倉優実に請われて守備の技術を教え、彼女を全国大会優勝へ導いたことが終盤で判明した(優勝した優美との写真撮影の際、「コーチ」としてサングラスやスーツを身に着けたバレバレの変装をしていた)。75話では魂の状態で玉藻前の攻撃で飛ばされた鬼太郎を守った(石動零に倒され取り込まれたが、鬼太郎が零を打ち負かして奪い返した)。
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