開運石鹸の秘密(第1作)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/01/19 17:31 UTC 版)
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本作の物語は、謎のおねえさんが高額で主人公に売り付けた開運石鹸を、主人公が使うことから始まる。開運石鹸は、その人が望む願いを叶えるというものである。そして、日頃から女の子になりたいと考えていた主人公が開運石鹸を使うことにより、主人公は幼女化してしまうこととなった。また、ミント味のものを飲食することで元の体に、レモン味のものを飲食することで再度幼女化してしまうことが発覚する。なお、衣類は変化しないため、幼女化する際は単にダブダブの服になるだけであるが、元の体に戻る際には大半の衣類を脱いでおかないと危険である。 開運石鹸は、実は幼くしてこの世を去ることとなった霊が収められたカプセルであった。そのため、たった1度使用して1晩経つだけで開運石鹸は消えてなくなってしまう。使用者が開運石鹸を使用することで霊が使用者に乗り移り、霊がこの世に残した未練を晴らして成仏する手助けをすることを代償に、その霊から願いを叶えるというご利益を得るというのが開運石鹸の真の姿であった。ちなみに双葉は、劇中の霊との会話から察するに、無意識にご利益を霊との対話のために使ったようである。幼女化した姿は、実はこの霊の生前の姿でもある。裏世界に通ずる謎のおねえさんは、このような開運石鹸を入手するルートを持っており、複数の開運石鹸を路上で販売している。しかし、本作の開運石鹸はなかなか売れず、開運石鹸に収められた霊が主人公を気に入り、(通常価格の200万円から比べると)安価で主人公に売り付けた、というのが開運石鹸にまつわる真相である。なお、この霊の名前は作中では明かされていない。
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開運石鹸の秘密(第3作)
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「ふたば☆ちゃんねる (ゲーム)」の記事における「開運石鹸の秘密(第3作)」の解説
本シリーズは第1作、第2作、第3作が、時系列に沿った形で製作されている。そして、本作では開運石鹸の解説役を、第1作主人公のふたばが担っている。そのため、開運石鹸の秘密は本シリーズ第1作でも簡単には語られたことでもあるが、本作では第1作時点でふたばが知っていたことよりも、より詳細な形で解説されている。 開運石鹸は幼くしてこの世を去ることとなった霊、作中表記では魂が収められたカプセルである。そして、愛されなかった、でも愛されたかった子供たちの魂を救うため、開運石鹸はその石鹸に収められた魂が希望する人物のところに何らかの形で届けられ、そこで場合によっては成仏してくことになる。 魂がこの世に残した未練を晴らすことができれば、その魂は成仏し、石鹸の使用者は完全に元の姿に戻ることになる。このとき、使用者には子供の霊が本来歩むはずだった人生分のエネルギーを譲り受け、ご利益という形で願いをかなえるために消費される。しかし成仏に至らなかった場合、開運石鹸を使った後は、使用者の体には元々の魂と石鹸に封じられていた魂の2つが混在する、無理な状態となるため、両者の魂は徐々に融合していくことになる。融合に掛かる日数は約1箇月間とされており、融合した場合は、大抵は女の子の状態のままとなってしまい、男性の頃の記憶は徐々に失われていくことになる(2作目の展開を見るに、周囲の人間も使用者の記憶を失っていくようである)。この場合、ある政治家の人脈を利用してふたばが戸籍や保護者や学校などを調整していくことになる。 成仏、融合以外の道も存在する。本作では、皆葉がふたばと同一人物である、つまり、第1作の主人公が皆葉という名前で生活しており、「レモン味」のものを飲食することでふたばに幼女化、「ミント味」のものを飲食することで男性化できることが作中で示されている。つまり、飲食するものの味という制約の範囲内で、1ヶ月以上経過した後でも自由に幼女と元の姿を行き来できるということである。これには、石鹸の魂の未練を晴らしつつ、そこで成仏ではなく、石鹸の魂を受け入れることで実現可能となる。 なお、本作のエンディング後の「アフター」にて、第1作の後日談と第3作の後日談が示され、そこで第1作の主人公である結城双葉がふたばの魂を受け入れるに至った経緯が語られる。そして、魂を受け入れる方法が、開運石鹸に収められていた相手から本当の名前を聞くことであることも明かされる。なお、第1作では伏せられていたふたばの本当の名前は須藤莉那(すどうりな)であることが判明した。 また莉那は、第3作の結末後のアフターにて魂を受け入れてもらった双葉から成仏する決意をして、自分以外の他の多くの救われない魂を救ってほしいと双葉に託してそのまま成仏して消える。 また、第3作の作中に出ていた「ミクモ」なる名前が実は第1作で出ていた謎のおねえさんであることも判明する。
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