開発と沿革
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 00:31 UTC 版)
本作はアーティストのOMOCATがディレクターを務め、チームと共に、2014年から6年半以上の歳月をかけて開発された。発売はPLAYISMが担当。印象的なことがあって、自らパブリッシャーを申し出たとPLAYISMの水谷俊次が語っており、2020年時点で発表されているタイトルで「とくに個人的に楽しみにしている」とも語っている。ゲームエンジンにはRPGツクールMVが使用。OMOCATはRPGツクールで開発されたゲームのファンだったが、人々は有効なオーサリングツールとは考えていない印象を抱いており、RPGツクールを普及させたいと考えたことが理由で、その為開発チームもできるだけ少人数にしている。 OMOCATにはゲーム制作の経験がなく、また当初は一年限りの小さなプロジェクトになる予定だったが、時が経つにつれ規模が大きくなり、完成には多くの人の助けが必要となった。クリエイティブ・ディレクターとシナリオとイラストはOMOCATが、開発はゲームデベロッパーのARCHEIAが担当。2014年時点で開発チームはこの2人のみだったが、2人ではゲームで実現したいことが実現できないことが分かり、開発と並行しつつ開発チームの増員も行っていた。2019年時点ではアメリカ人、メキシコ人、イタリア人による8人がメイン開発チームとして制作が進められた。会話シーンの組み立てやクエストの構造など技術的なことはOCEANが、バトルシステムと戦闘バランスに加えお笑い担当はSLEEPYKUYAが、イラストやアニメーションはMINCEDが、マップのタイルセットやドットアニメなどはEMSが担当している。作業は多くのメンバーが開始当初からリモートで行った。
※この「開発と沿革」の解説は、「OMORI」の解説の一部です。
「開発と沿革」を含む「OMORI」の記事については、「OMORI」の概要を参照ください。
- 開発と沿革のページへのリンク