開催場所概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 05:51 UTC 版)
「アンブレラ 日本-アメリカ合衆国、1984-91」の記事における「開催場所概要」の解説
『アンブレラ』日本会場の場所。茨城県北部。マークは開催地中心を指す。 日本の地図を表示 アンブレラ 日本-アメリカ合衆国、1984-91 (茨城県) 茨城県の地図を表示 日本側の開催場所は里川が造る峡谷の狭い地域に水田と集落が存在する、日本の山間部の農村風景が見られる場所である。里川と国道349号は絡むように何度も交差している開催場所内には、陣場の棚田、玉簾の滝、薩都神社等の名所がある。傘は里美村の陣場地区、大菅地区、日立市の東河内町地区、常陸太田市の町屋地区、茅根町地区の水田や集落内に多く設置されていた。また里川の流れの中に設置された傘もあった。インフォメーションセンターが里美村陣場地区と日立市東河内町地区に設置され、東河内町はプレスセンターも兼ねていた。2018年現在、開催エリアの最北にはこの地で『アンブレラ』が行われたことに由来して、傘を施設デザインのモチーフにした「道の駅さとみ」が建っている。 日本側開催地風景 常陸太田市小菅(旧里美村地区)(2018年) 日立市下深荻町の中里トンネル北の稲荷神社遠景(2018年) 日立市下深荻地区(2018年) 常陸太田市町屋(2018年) 道の駅さとみ(2018年) 『アンブレラ』アメリカ会場の場所。カリフォルニア州カーン郡、ロサンゼルス郡。マークは開催地中心を指す。 アメリカ合衆国の地図を表示 アンブレラ 日本-アメリカ合衆国、1984-91 (カリフォルニア州) カリフォルニア州の地図を表示 一方のアメリカ側の開催場所はテホン峠と州間高速道路5号線沿いの牧草に覆われた丘が連なった場所である。州間高速道路5号に接続するグレープバインロード("Grapevine Road")、デイジーロード(デイジエロード("Digier Road"))、レベックロード("Lebec Road")、ゴーマンポストロード("Gorman Post Raad")沿いにも設置されていた。このエリアにはカリフォルニア州の最大級の地主のひとつであるテホン牧場(英語版)(Tejou Ranch)や、園内にテホン砦(英語版)(Fort Tejon)がある州立フォートテホン歴史公園(Fort Tejon State Historic Park)などがある。傘はレベックとゴーマンの辺りに多く配置された他、高速道路から離れた丘の上にも連なるように配置されていた。また、アメリカ側に置かれた総傘本数の約41パーセントにあたる728本がテホン牧場の所有地に置かれていた。インフォメーションセンターはゴーマンのインターチェンジ付近とレベックの郵便局付近に置かれ、レベックはプレスセンターも兼ねていた。 アメリカ側開催地風景 州間高速道路5号線:グレープバイン-レベック間(2015年) グレープバイン-レベック間の丘(2012年) 州間高速道路5号線:レベック-テホン峠間(2012年) 州間高速道路5号線:ゴーマン(2011年) 日米両会場とも公共交通機関の駅からは離れており、車を使わないアクセスは困難であった。だが日本側では展示エリア内に駐車場が少ないこともあり渋滞緩和策として、駐停車場を展示エリア外の常陸太田市民交流センター(愛称=パルティホール)と里美村文化センター(常陸太田市と合併後は里美文化センター)に、展示エリア内には常陸太田市町屋地区、里美村陣場地区に設けた。土日には無料のシャトルバスが常陸太田駅及びパルティホールから町屋停車場の間、町屋停車場から陣場駐車場の間、陣場駐車場から里美村文化センターの間の3コースを運行された。更に『アンブレラ鑑賞会』と称した、水戸芸術館で開催していた『クリスト展』の鑑賞付開催地周遊バスが毎日運行されていた。
※この「開催場所概要」の解説は、「アンブレラ 日本-アメリカ合衆国、1984-91」の解説の一部です。
「開催場所概要」を含む「アンブレラ 日本-アメリカ合衆国、1984-91」の記事については、「アンブレラ 日本-アメリカ合衆国、1984-91」の概要を参照ください。
- 開催場所概要のページへのリンク