量子脳理論および量子脳力学とは? わかりやすく解説

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量子脳理論および量子脳力学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 10:00 UTC 版)

保江邦夫」の記事における「量子脳理論および量子脳力学」の解説

梅沢博臣1978年,79年論文起源を持つアプローチ量子脳理論とも呼称する。 量子脳理論とは、脳のマクロスケールでの振舞い、または意識の問題に、系の持つ量子力学的性質深く関わっているとする考え方総称。心または意識に関する量子力学的アプローチQuantum approach to mind/consciousness)、クオンタム・マインド(Quantum mind)、量子意識Quantum consciousness)などとも言われる具体的な理論はいくつかの流派存在する宇宙創成されたとき、何もない無の状態、すなわち宇宙をひとつの量子力学系と考えたときのその真空状態(最低エネルギー固有状態)からトンネル効果による相転移疑似真空状態としての比較平坦な宇宙出現したとされる。そして、その宇宙の上での踊る素粒子また、場の量子論により記述されるスケールこそ違え、これと同じ現象人間の脳の中で生じているという、この考え方量子脳力学Quantum Brain Dynamics)と呼ぶ。 心とは、記憶蓄えた組織から絶え間なく生み出される光量子フォトン凝集体であり、場の量子論によって記述されるその物理的運動意識である。 脳をひとつの量子力学系と考えたとき、外部からの刺激受けてその無の状態、すなわち真空状態からトンネル効果による相転移準安定疑似真空状態出現する。これがその刺激記憶他ならない新たなる刺激は再びトンネル効果引き金となり、脳の量子力学系は別の真空状態転移する。これは以前刺激記憶加味し新たな刺激記憶であり、したがって単なる新たな刺激のみの記憶ではない。つまり、脳の量子力学系の疑似真空状態はつねに過去記憶総体表している。宇宙の上で踊る素粒子運動対応するものは、脳の場合は、過去記憶上で人間意識そのもの考える。意識とは、過去記憶総体である脳の量子力学系における疑似真空状態の上生成消滅繰り返す励起エネルギー量子運動ほかならないとする。これを量子脳力学という。 1999年5月25日から28日まで、我が国ではじめツーソン会議東京青山国際連合大学にて開催された。その内容意識科学中心とし、会議幹事が保江であった。保江は、この国際会議手作り国際研究集会呼称協力各方面仰いだ開催極めて難し状況であったが、保江の熱意国連大学高等研究所のデラ・センタ所長通じて国連大学開催場所として確保できた。保江によれば後になって考えるとこれも合気愛魂)の効果だったのかもしれない回顧している。

※この「量子脳理論および量子脳力学」の解説は、「保江邦夫」の解説の一部です。
「量子脳理論および量子脳力学」を含む「保江邦夫」の記事については、「保江邦夫」の概要を参照ください。

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