道路を使った移動と輸送とは? わかりやすく解説

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道路を使った移動と輸送

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 05:33 UTC 版)

90式戦車」の記事における「道路を使った移動と輸送」の解説

90式戦車重量74式戦車を約12トン上回るため、北海道以外では通行可能な場所が限られ運用上の困難が多いとして戦車不要論補強自衛隊批判引き合い出されることがある実際に全国主要国道の橋梁17,920ヶ所のうち65%は90式通行が可能であり、より軽量化された約44トン10式戦車ではこれが84%に向上したとされるに対して、約62-65トン海外主力戦車通行可能な橋梁は約40%と想定されている。 各国主力戦車90式戦車重量比較してみた場合90式戦車 50.2トン ルクレール 56.5トン M1A2エイブラムス 62.1トン チャレンジャー2 62.5トン レオパルト2A5スウェーデン仕様 62.5トン であり、90式50トンという重量60トン以上ある旧西側先進各国第3世代戦車などと比較すれば10トン以上軽量となる。大型車両走行前提としていない小型除いて主要道路などのダンプトラック通行できるはすべて通行可能になっている。 自走による移動 実際に北海道では、90式駐屯地演習場の間の公道自走移動することがあるまた、第5旅団旅団創立記念行事への参加撤収の際に鹿追駐屯地から帯広駐屯地までの約45kmの一般公道自走移動することもある。 90式舗装路上を走行する際は、路面を傷つけないよう履帯(履板)に路面保護用のゴムパッドを装着して走行する。これは平時無用に道路傷めないための配慮であり、有事の際にはゴムパッド無し履帯そのまま走行する場合もある。欧米では実際市街地行われる訓練式典などでも戦車一般公道自走する。 駐屯地から演習場までを繋ぐ道路通常の履帯対応したコンクリート舗装補強されている場合や、スリップ恐れがある冬期積雪時にはゴム履帯装着せずに道路自走する例もある。 90式方向指示器ウインカー)を装備しているが、これは平時公道走行用でレオパルト2ルクレールチャレンジャー2などといった欧州主力戦車方向指示器前照灯備える。これは戦車以外の装甲戦闘車両においても同様。また、一般公道自走移動する際はサイドミラー取り付けるが、欧米車両同様に取り付けて走行するトランスポーターによる輸送 トランスポーター運搬される場合は、積載量安全面問題から砲塔車体分離して夜間運搬される最大積載量50トン特大型運搬車では砲塔車体一体化させた状態で運搬することが可能だが、最大積載量40トン73式特大型セミトレーラ場合砲塔車体分離して運搬する必要がある複雑な電子装備油圧系統持ちながら、車体砲塔比較容易に分離できる

※この「道路を使った移動と輸送」の解説は、「90式戦車」の解説の一部です。
「道路を使った移動と輸送」を含む「90式戦車」の記事については、「90式戦車」の概要を参照ください。

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