道路を高架化・地下化する
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 23:16 UTC 版)
「開かずの踏切」の記事における「道路を高架化・地下化する」の解説
道路側が単独で高架化もしくは地下化することにより踏切を立体化することを単独立体交差化という。鉄道路線が多くて連続立体交差化が難しいなどの理由でこの方法がとられることもある。 実例 東海道本線 東海道踏切(戸塚大踏切) 戸塚駅北側に国道1号(東海道)の踏切があった。通過する旅客列車・貨物列車双方の本数の多さが要因となっており、遮断時間は1時間あたり最大56分、1日あたり14時間に上っていた。朝夕ラッシュ時の一部時間帯で車両通行止めの措置が執られていたが、2015年(平成27年)3月25日に線路の下を潜る地下車道「戸塚アンダーパス」が開通し、踏切は閉鎖された。アンダーパスには歩道はないため、歩行者は踏切があった位置にある2014年(平成26年)1月18日に完成した「戸塚大踏切デッキ」を利用する。 東北本線浦和駅北浦和駅間の踏切 現在の埼玉県道65号さいたま幸手線(旧中山道)が平面交差していたが、線路部分を掘り下げて架橋し、南側に浦和橋が1931年(昭和6年)7月20日に開通した。 大宮駅構内第一川越踏切道 二級国道129号東京環状線(現・埼玉県道2号さいたま春日部線)が平面交差していたが、1961年(昭和36年)8月に大栄橋が開通した。
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