過去の種別など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 17:37 UTC 版)
直行 川西能勢口 - 鶯の森間の複線化完成直後の1967年(昭和42年)12月3日改正から運転を開始した、能勢電鉄最初の優等列車。絹延橋駅と滝山駅のみ通過。後の妙見急行のルーツ。1969年(昭和44年)10月の鶯の森 - 平野間の複線化を機に、急行に発展的解消となる。 □ 妙見急行 1969年(昭和44年)10月5日の鶯の森 - 平野間の複線化を機に、急行として運転を開始。1981年(昭和56年)3月9日改正で「妙見急行」に改称された。停車駅は妙見口 - 平野間の各駅で、平野 - 川西能勢口間は無停車だった。2017年(平成29年)3月18日のダイヤ改正で廃止。廃止直前時点で平日朝6 - 8時台、土曜朝7時台に妙見口発川西能勢口行きのみを平日5本、土曜は2本運転。平日の5本はすべて川西能勢口駅始発の阪急宝塚本線の通勤特急に接続していた。 □ 日生急行 特急日生エクスプレスが運転されない土曜日の朝7時台に、上り日生中央発川西能勢口行きが2本運転されていた。2000年(平成12年)6月4日改正で日生エクスプレスが15分間隔運転になる前は、平日(月-金曜日)の朝にも上りのみ運転されていたほか、1996年・1997年は平日の夕方に下り日生中央行きも運転されていた(後述)。妙見線内の停車駅は日生エクスプレスと同じ。日生線開業後の1981年(昭和56年)3月9日改正で運転を開始。運転開始当時は畦野 - 川西能勢口間は無停車で、後に平野駅に停車するようになった。2017年(平成29年)3月18日のダイヤ改正で廃止。 2018年6月の大阪北部地震発生時は日生エクスプレスに代わり、川西能勢口駅始発の下り列車が数年ぶりに運転された。停車駅は平野駅・畦野駅・山下駅。 以後、阪急宝塚本線のダイヤが乱れ、特急日生エクスプレスの運転が中止された際は度々臨時で運行している。 下りの急行 1969年(昭和44年)10月5日改正より1980年頃まで、平日朝の平野車庫への入庫回送列車の一部を営業列車とする形で運転を開始。運転区間は川西能勢口 - 平野間で、途中ノンストップであった。その後下りの急行は廃止され、1996年(平成8年)のダイヤ改正時に阪急宝塚本線の特急と接続する日生急行日生中央行が平日夕方に設定された。当時の日生急行の妙見線内の停車駅は上り、下りとも山下駅・畦野駅で平野駅は通過していた。翌年、日生エクスプレスの設定と同時に廃止されている。
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