辞書での定義とは? わかりやすく解説

辞書での定義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 07:47 UTC 版)

恋愛」の記事における「辞書での定義」の解説

それぞれの国語辞典恋愛という言葉は、以下のように定義されている。 『広辞苑第6版では「男女互いに相手こいしたうこと。また、その感情。こい」と簡潔に記し、さらに「恋い慕う」は「恋しく思って追い従おうとする。恋慕する」と記す。その「恋しい」は「1 離れている人がどうしようもなく慕わしくて、せつないほどに心ひかれるさま」「2 (場所・事物などが)慕わしいなつかしい」と歴史的用法踏まえて説明する。 『三省堂国語辞典第7版の「恋愛」は「(おたがいに)恋(コイ)をして、愛を感じるようになること」と記す。そのうち「恋」は「人を好きになって、会いたいいつまでも そばにいたいと思う、満たされない気持ち(を持つこと)」、「愛」は「1 〈相手/ものごと〉をたいせつに思いつくそうとする気持ち」「2 恋(コイ)を感じた相手を、たいせつに思う気持ち」と説明する。 『新明解国語辞典』は、第5版で「特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、二人だけ一緒にいたい、精神的な一体感分かち合いたい、できるなら肉体的な一体感得たい願いながら、常にはかなえられないで、やるせない思い駆られたり、まれにかなえられ歓喜したりする状態に身を置くこと」とした。第6・7版では、「特定の異性に対して他の全て犠牲にしても悔いない思いむような愛情をいだき、常に相手のことを思っては、二人だけでいたい、二人だけの世界分かち合いたい願い、それがかなえられと言って喜び、ちょっとでも疑念生じれば不安になるといった状態に身を置くこと」と記している。第8版では「特定の異性」が「特定の相手」に変更され同性愛包括するものとなった。 『デジタル大辞泉』は、「特定の人に特別の愛情感じて恋い慕うこと。また、互いにそのような感情をもつこと」とした。「ベネッセ表現読解国語辞典」 は 「男女間で 特定の相手お互いに 恋い慕うこと」とした。 古代ギリシア語では、特定の異性求めるような気持ちについては「エロス」と呼び様々な愛、もっと上質な愛(兄弟愛人類愛 等々)とははっきりと区別した現代フランス語ではAmour アムール現代英語ではLove ラブと言うが、これは恋だけでなく、広く「愛」を指し示す用語である。特定の異性特定の人に限らず自分性的志向かかわらず広く人々大切にしたり広く人々愛することについては、愛の記事参照のこと。 英語「falling in love」の訳語としても「恋愛」は用いられている。ギリシア語でははっきりと区別されていた概念を、英語では(特にアメリカ英語では)、ごちゃまぜにして安易に「love」呼んで済ませてしまうので、(特に、古代語などを学んだとがない米国若者などで)異なった概念ごちゃまぜになり、結果として自己本位な)恋までが、あたかも高級なのであるかのように扱われる傾向がある[要出典]。 この記事では、「恋」(恋愛)について解説し、その関連で「愛」についても触れる。

※この「辞書での定義」の解説は、「恋愛」の解説の一部です。
「辞書での定義」を含む「恋愛」の記事については、「恋愛」の概要を参照ください。

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