車両(料率)クラス
車両クラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 09:54 UTC 版)
ラリーレイドが他のモータースポーツと異なる点は、四輪(自動車)と二輪(オートバイ)という別種の乗り物が混走する点である(本来は管轄する競技団体が異なる)。走行速度に差があるため、追い抜きの際に接触事故が起きやすい。 車両としては、無給油で数百kmを走破する必要があり「燃料タンクの大きさ」が要求され、また「不整地における走行安定性」「過酷な環境にも耐えられる耐久性」などが重視される。 四輪部門の車両区分はFIAにより以下の4つに分けられる。 グループT1 - 改造クロスカントリーカー (Modified Cross-Country Cars) グループT2 - 量産クロスカントリーカー (Series Cross-Country Cars) グループT3 - 進化クロスカントリーカー (Improved Cross-Country Cars) グループT4 - クロスカントリートラック (Cross-Country Truck) 四輪のベース車両には四輪駆動のオフロード車が使用されることが多い。悪路を高速で走行するため車高が高く、アンダーガードを取り付け、ストロークの長いサスペンションを備えている。また上記の通り貨物自動車(トラック、カミオン)のクラスが設けられており、特にクラス優勝争いを展開するような競技車両では、貨物の積載性能を犠牲にして速度を向上させるような改造がなされるのが一般的であるが、その一方で機材輸送用のトラックも混走する。 二輪のベースは大排気量で長距離走行の疲労感の少ないビッグオフローダー(アドベンチャー)系バイク。四輪のようにコマ図を読みあげてくれる同乗者(ナビゲーター)がいないので、巻紙状のコマ図を収めたマップホルダーをハンドル前方に装備する。
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