超高度文明異星種族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 17:22 UTC 版)
「GANTZの登場人物」の記事における「超高度文明異星種族」の解説
巨人族の宇宙船内で転送された先の『真理の部屋』にて登場する。彼らは巨人族が地球の前に移民先に定めた星の住人で、巨人族の侵略を受けるも、これを撃退した。その後、地球に向け巨人族に対抗するための軍事技術の情報を発信する。 真理の部屋には裸の巨大な彫像のようなものが二体背中合わせに立っており、その姿形は一見すると地球人類に似ているが、顔面と上半身の前部を深くえぐり取った中に老若男女様々な人種に犬や猫などの動物、禍々しい生物などの頭部があり、この異形の彫像を介して彼らとの接触が可能。会話中にそれら頭部が入れ代わり立ち代わり現れ、その中には歴史上の人物や著名人、真理の部屋に居合わせた者の知人の顔もあり、言語の壁なく会話が出来、全てを知り、全てに答える。巨人族をもはるかに超える科学力を持ち、地球人類に与えたガンツなどの軍事技術でさえ、彼らにとっては巨人族を撃退しうる最低限のものでしかない。人間や生物を自在に物質的復元・分解する技術も持つ。 彼らには地球人特有の感情は無いらしく、そして巨人族以上に地球人類を昆虫やそれ以下でしか認めておらず、地球人を『ただの物質』、その命は『チリやゴミ』、そしてその感情さえも『微弱電気の流れによる現象』『電化製品となんら変わらず、違いはより複雑かどうかだけ』とまで断言した。軍事技術の提供も地球人への同情や救済のためではなく、『地球そのものの、ある程度の秩序のため』であった。 最期はガンツメンバーたちに『魂』とその行き先についてを教えた後、この先、地球人に干渉することはないだろうと言い残し、真理の部屋と共に消え去っていった。
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