超高強度コンクリートの爆裂の危険性とその対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/30 05:57 UTC 版)
「高強度コンクリート」の記事における「超高強度コンクリートの爆裂の危険性とその対策」の解説
硬化時に内部の気泡を減少させて密度を高めている120N/mm2超の超高強度コンクリートにおいて、火災熱により内部の水分が気化膨張して破裂する「爆裂」し構造物の強度が低下する現象が指摘され、この対策として2000年頃よりポリオレフィン系の繊維などを混入して高温時に水分の逃げ道を生じさせる対策が行われている。通常のコンクリートは気泡が水分の逃げ道となるためこのような現象は起きない。
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