超音波検査とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ヘルスケア > 医療 > 検査 > 超音波検査の意味・解説 

ちょうおんぱ‐けんさ〔テウオンパ‐〕【超音波検査】

読み方:ちょうおんぱけんさ

超音波診断法


超音波検査 (ちょうおんぱけんさ)


超音波検査(エコー)(ちょうおんぱけんさ)

超音波人間の耳には聞こえない音)を体の表面にあて、臓器から返ってくる反射様子画像にするものです。検査は体の検査部位にゼリー塗りプローブ呼ばれる器械をあてて移動させ、モニターに映る映像観察します音波を使う検査なので、ひんやりするだけで痛みもなく、放射線被曝もありません。この検査では腫瘤性状観察や、良性悪性の鑑別をしたり、触診では分からないミリのしこりやリンパ節転移を見つけ出し、その状態を観察することができます

→しこり、 のう胞エコー


超音波検査


超音波検査

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 03:39 UTC 版)

超音波検査(ちょうおんぱけんさ、英語: ultrasonography, US echo)とは、超音波を対象物に当ててその反響を映像化する画像検査法である。超音波検査は非侵襲的な検査手法である他に、X線画像検査などとは違って超音波検査には被曝の心配がないため、放射線管理も不要なので装置さえ用意すれば病室でも行える上に、日を変えて検査を何回行っても問題ないこともあり医療分野で広く利用されている。また近年、金属材料などを対象として、レーザーを用いて超音波を励起・計測するレーザー超音波計測が行われている。本稿では、主に医療用超音波検査について記述する。


  1. ^ ただし骨の囲まれた部分への体表からの超音波検査が不可能というわけではない。例えば、経頭蓋超音波検査と言って、頭皮の上から探触子を当てて、脳の様子を探る超音波検査も存在する。Transcranial Dopplerなど、幾つか種類がある。
  2. ^ 参考までに、ヒトの組織を伝わる音速は組織によって異なるものの、だいたい水中を伝わる音速に近く、おおよそ1500 (m/秒)前後である部分が多い。音速が大きく異なる場所は、骨と気体が溜まっている場所である。なお、音速は、骨では速く、気体が溜まっている部分では遅い。
  1. ^ a b ME技術教育委員会 監修 『MEの基礎知識と安全管理(改訂第4版)』 p.60 南江堂 2002年4月20日発行 ISBN 4-524-22408-4
  2. ^ 鈴木亮, 小俣大樹, ウンガ・ヨハン ほか, 「超音波とマイクロバブルによる血管透過性亢進に基づくEPR効果促進への期待」『Drug Delivery System』 33巻 2号 2018年 p.115-122, doi:10.2745/dds.33.115
  3. ^ Ultrasonics. 2008 Aug;48(4):279-96. PMID 18511095
  4. ^ Adv Exp Med Biol. 1990;267:369-81. PMID 2088054
  5. ^ Radiology. 2001 Sep;220(3):640-6. PMID 11526261
  6. ^ J Control Release. 2015 Dec 10;219:61-75. PMID 26362698
  7. ^ Drug Discov Today Technol. 2016 Jun;20:41-48. PMID 27986222
  8. ^ F1000Res. 2016 Mar 10;5. pii: F1000 Faculty Rev-313. PMID 26998242
  9. ^ Front Pharmacol. 2019 Feb 7;10:86. PMID 30792657
  10. ^ ACS Chem Neurosci. 2013 Apr 17;4(4):519-26. PMID 23379618
  11. ^ Proc Natl Acad Sci U S A. 2006 Aug 1;103(31):11719-23. PMID 16868082
  12. ^ Sci Rep. 2019 Jan 23;9(1):321. PMID 30674905
  13. ^ Proc Natl Acad Sci U S A. 2017 Jan 3;114(1). PMID 27994152
  14. ^ J Control Release. 2011 Jan 5;149(1):36-41. PMID 20470839
  15. ^ 髙橋葉子, 丸山一雄, 根岸洋一, 「リピッドバブルと超音波によるセラノスティクスと遺伝子・核酸デリバリー」『Drug Delivery System』 34巻 2号 2019年 p.116-123, doi:10.2745/dds.34.116
  16. ^ 超音波映像装置・検査装置, http://www.hitachi-power-solutions.com/finesat/index.html 
  17. ^ (PDF) 超音波映像装置, http://www.iri-tokyo.jp/joho/kohoshi/tiri/backnumber/documents/tn20080806.pdf 
  18. ^ J Control Release. 2007 Jan 22;117(1):130-6. PMID 17113176
  19. ^ J Control Release. 2008 Dec 8;132(2):124-30. PMID 18804499
  20. ^ Pharmaceutics. 2015 Sep 21;7(3):344-62. PMID 26402694
  21. ^ J Neurochem. 2008 Aug;106(4):1534-44. PMID 18489712
  22. ^ Biol Pharm Bull. 2016;39(6):977-83. PMID 27251499



「超音波検査」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



超音波検査と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「超音波検査」の関連用語

超音波検査のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



超音波検査のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
赤ちゃん&子育てインフォ赤ちゃん&子育てインフォ
Copyright©2024 Mothers' and Children's Health and Welfare Association. All Rights Reserved.
がん情報サイトがん情報サイト
Copyright ©2004-2024 Translational Research Informatics Center. All Rights Reserved.
財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター
VOL-NetVOL-Net
Copyright(C) 2002-2024 声を聴き合う患者たち&ネットワーク「VOL-Net」. All Rights Reserved.
大腸.com大腸.com
Copyright (C) 大腸.com. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの超音波検査 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS