超古代植物 ギジェラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 00:42 UTC 版)
「ウルトラマンティガの登場怪獣」の記事における「超古代植物 ギジェラ」の解説
第45話「永遠の命」に登場。 闇の支配者の復活の前兆として人類が滅亡するときに咲くという花。ホリイは「これまで地球上では見られなかった新種」と分析しているが、テラによれば「地球の植物」とのことである。その花粉は麻薬と同じような強度の幻覚作用を持っているため、この花粉を吸った者は快楽の夢の世界へ溺れこみ、ダイゴ以外のGUTS隊員も被害を受ける。劇中ではひたすら体を鍛えるムナカタ、それに付き添うヤズミ、研究に打ち込むホリイ、部屋で寛ぐサワイ総監などの描写がある。またギジェラから採れるギジェラ・エキスには人間の脳細胞を永久に保つ効果もある。夜になると花を閉じ、花粉を出さなくなる。地球上の植物と同様太陽光を吸収して短時間で急成長する。 ダイゴのDNAに眠っていた古代の記憶とヌークの話によると、古代文明があった時代(3000万年前)に咲いた時、全人類は夢の世界へ溺れこみ、争うことなく平和に暮らすようになった。そのため「光の巨人」は自らを人類にとって必要のない存在と判断し石像を残していなくなった。そして光の巨人がいなくなった世界を闇の存在が襲い、古代文明は滅亡したという。 夜に巨大に成長し、攻撃してきたティガを腹部にある花のおしべから出す通常の倍以上の幻覚花粉と、花の中の恐ろしい顔の噛み付きと放電する触手で迎え撃ち、さらに逆さ宙吊りにして窮地に陥れる。ティガはギジェラの誘惑に抗えない人々を敵に回して戦うが、その誘惑を振り払ったGUTSの決断によってサポートされ、起死回生のゼペリオン光線を撃ち、巨大ギジェラを倒して残った長大な根もウルトラヒートハッグで焼き尽くす。他のギジェラの花も巨大ギジェラの消滅と共に枯れ、完全に根絶される。 スーツアクター:北岡久貴 花びらの模様は図書館で調べたものが採用されている。 着ぐるみはリトマルスの改造。 脚本の決定稿では、ホリイが「死ぬ間際の痛みを和らげる成分を持つ物質」としてエンドルフィンの話を例に出して、ギジェラのことを「まるで『地球のエンドルフィン』のよう」と語る場面が存在した。 『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』に登場する壁画にはギジェラをイメージしたものが描かれている。
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