講道館護身術とは? わかりやすく解説

講道館護身術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:49 UTC 版)

柔道形」の記事における「講道館護身術」の解説

講道館護身術(こうどうかんごしんじゅつ)は、1956年昭和31年)に制定され現代護身術としての柔道技術を形としたもの徒手の部12本、武器の部9本からなる拳銃想定した形があることが特徴的であり、また、一度柔道体系から削除され手首関節技小手挫(小手捻)、小手返)が天神真楊流から再採用されている。制定には1952年昭和27年)、「講道館講道館護身法制定委員会」を設けて検討した委員永岡秀一十段三船久蔵十段佐村嘉一郎十段や、小田常胤九段栗原民雄九段中野正三九段をはじめ、菊池揚二八段工藤一三八段子安正男八段長畑八段早川勝八段や酒本房太郎九段(当時七段、天神真楊流柔術)、富木謙治八段当時七段)ら合計25名が尽力した練習仕方は「行き合い」をとる事を建前にし、実地即応できるようにしている。1995年平成7年世界柔道選手権千葉大会での演武では東海大学柔道部および卒業生により、演武者が学生チンピラなどに扮してコント風に演じられた。 講道館講道館護身法制定委員会十段 永岡秀一 三船久蔵 佐村嘉一郎 九段 小田常胤 栗原民雄 中野正三 八段 新井源水 居藤高季 胡井剛一 川上菊池揚二 工藤一三 子安正男 小谷澄之 沢逸与 鈴木潔治 高橋喜三郎 高橋吉 長畑功 早川勝 大滝忠夫 七段 酒本房太郎(天神真楊流) 佐藤忠富木謙治 松本芳三 徒手の部(1)組み付かれ場合両手取(りょうてどり) 左襟取(ひだりえりとり) 右襟取(みぎえりとり) 片腕取(かたうでとり) 後襟取(うしろえりどり) 後絞(うしろじめ) 抱取(かかえどり) (2)離れた場合斜打(ななめうち) 顎突(あごつき) 顔面突(がんめんつき) 前蹴(まえげり) 横蹴(よこげり) 武器の部(1)短刀場合突掛(つっかけ) 直突(ちょくづき) 斜突(ななめづき) (2)場合振上(ふりあげ) 振下(ふりおろし) 双手突(もろてづき) (3)拳銃場合正面附(しょうめんづけ) 腰構(こしがまえ) 背面附(はいめんづけ)

※この「講道館護身術」の解説は、「柔道形」の解説の一部です。
「講道館護身術」を含む「柔道形」の記事については、「柔道形」の概要を参照ください。

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