調達予定国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 06:07 UTC 版)
「F-35 (戦闘機)」の記事における「調達予定国」の解説
シンガポール イスラエル同様、保全協力参加国であり、アジアで最初に参加。 対外有償軍事援助によるシンガポール空軍への導入を予定していたが、開発遅延やF-15SGの導入により一旦撤回となる。しかし、その後も導入には意欲的で、3タイプ全ての情報収集を行い、最終的に2019年1月18日、F-16C/Dの後継機としてF-35Aの導入決定を発表した。当初は4機を導入して評価を実施後、全規模調達に移行する計画。 その後B型の取得に方針が変更され、2020年1月9日、米政府はシンガポールへのF-35B売却を承認し、議会に通知した。導入数は最大12機(4機+オプション8機)で、エンジン13基(予備1基)や訓練、サポートなど導入費用は約27億5,000万ドル(約3,000億円)にのぼる。シンガポール国防相は同年3月の予算案審議で、契約は4機が確定注文で、8機がオプションを公開。 デンマーク デンマーク空軍のF-16AM/BMの後継機としてJSFの検討を行い、SDD作業にレベル3で参加している。F-35の開発の遅延と機体価格の上昇により、F-35以外にサーブ 39 グリペンやF/A-18E/Fを加えた3機種による評価作業を行った。 導入機種の決定は、当初は2009年6月を予定していたが2010年3月に延長され、F-16AM/BMの延命が可能である事が判明したことで、決定は更に2014年に延長となった。 F-16AM/BM後継機の導入機数は48機とされたが、2010年には24-36機と発表された。2016年5月11日にはF-16後継としてF-35A 27機の調達を決定した。 ベルギー ベルギー空軍が2018年10月25日にF-35の採用を決定しており、2023年から34機を調達する予定である。 ポーランド 2019年5月28日、ポーランドのブワシュチャク国防相はアメリカにF-35A戦闘機32機の購入見積り依頼を提出したことをTwitterで明らかにしており、 旧ソビエト製Su-22とMiG-29の後継として置き換える予定としている。2020年1月31日には正式に契約を締結した。契約したF-35Aは2024年から2030年にかけ配備される予定となっている。 スイス 2021年6月30日にF-35A 36機の調達を決定。 フィンランド フィンランド空軍が運用するF/A-18C/Dの後継機を選定する『HX Fighter Program』において、2021年12月10日F-35Aを64機購入するとフィンランド国防省公式Twitterで発表した。
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