調整期とは? わかりやすく解説

調整期(1985~87年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 02:55 UTC 版)

軍服 (中華人民共和国)」の記事における「調整期(198587年)」の解説

1976年毛沢東の死後文革路線否定その後中越戦争見通し超える損失受けて人民解放軍においても装備組織近代化階級制度の復活課題となった。だが膨大な人員抱え革命精神継承者自認する解放軍組織改革には時間掛かり最終的に階級制度軍服における階級章)が復活するのは、文革終了後10年以上を経過した1987年以降である。ただそれに先立つ過渡的な処置として、1985年から人民解放軍軍服指揮官一般兵士の区別設けられた。これを通称「八五式」軍服という。 まずあご紐・つば付き制帽復活し併せて「五五式」と同様の帽章復活した。ただし「五五式」の帽章胴部付いたのに対し、この「八五式」制帽ではクラウンに付けられ帽章も五五式の物と比べる大きサイズの物となった胴部いわゆる鉢巻」の色は陸軍が赤、海軍が黒、空軍が青で、あご紐一般兵が革製、指揮官銀色モール用いられた。なお海軍一般兵世界共通の「セーラー帽」スタイルである。 上着は、基本的に「六五式」の折襟に赤い平行四辺形襟章というスタイル継承しつつ、襟章軍種による色の区別海軍-黒、空軍-青)を付け、さらに指揮官上着には肩章中央に「八一金文字入り赤い星章が付く)が付き、また指揮官襟章には金色縁取りと金色の星章付けられた。なお海軍一般兵上着世界共通の「セーラー服スタイルである。 またこの時期実質初めての迷彩服開発された。この迷彩服通称81式迷彩服」と呼ばれるもので共産圏ではこの時期ソ連軍などでも見られ形式の上着とズボン分かれ通常の軍服の上から着込む形式迷彩服であり、表裏模様の違う迷彩となるリバーシブル仕様となっている。中越戦争使用された。 85式海軍兵、1986年

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