誕生〜1990年代とは? わかりやすく解説

誕生〜1990年代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 22:55 UTC 版)

テレンス・ブランチャード」の記事における「誕生〜1990年代」の解説

ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ育ち同郷ウィントン・マルサリスとは幼なじみだった。ラトガース大学で学ぶかたわらライオネル・ハンプトンのツアー・バンドに参加し1982年にはマルサリス推薦で、アート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャーズに加入1983年には、ジャズ・メッセンジャーズで活動を共にしていたサックス奏者のドナルド・ハリソンと連名のリーダー・アルバム『New York Second Line』を制作しブランチャード1986年にジャズ・メッセンジャーズを脱退してからも、ハリソンとのコンビ活動続ける。 その後スパイク・リー出会い映画モ'・ベター・ブルース』(1990年公開)のサウンドトラック作曲依頼されるが、「自分にはまだ映画音楽スコア作るなんて無理だ」と考えて辞退した。ただし、クレジットには記載されていないが、実際にブランチャードも「シング・ソウェト」という自作曲提供しており、この曲は後にブランチャードのリーダー・アルバムでも再録音されている。ブランチャードは『モ'・ベター・ブルース』において、主演俳優デンゼル・ワシントン演奏シーン吹き替えを行うだけでなく、ワシントントランペット演奏運指練習なども指導した。 そして、1991年公開されリー監督映画ジャングル・フィーバー』ではスティーヴィー・ワンダーと共に音楽監督務め以後ブランチャードは、自分でも数を忘れてしまうほど多数映画のサウンドトラック作曲していく。また、ドナルド・ハリソンと別れて単独名義のリーダー・アルバム『シング・ソウェト』(1991年原題Terence Blanchard)をリリースし、『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートで5位を記録した1992年ブランチャードは再びリー監督映画マルコムX』の音楽監督務め劇中でもトランペット奏者の役を演じて映画初出演を果たす。11月にはブランフォード・マルサリスジェローム・リチャードソンと共に録音したサウンドトラック・アルバム発売された。また、同年12月には『マルコムX』で使用された楽曲自分クインテット再録音し、1993年アルバムマルコムX捧ぐ』としてリリースしている。なお、ブランチャード映画音楽分野有名になってからも、ジャズ・ミュージシャンの本分クラブコンサートでの演奏だという姿勢崩さず後年インタビューでも「ライヴ・パフォーマンスこそが、常に自分居場所であり続けてきた」と語っている。 1996年アルバムハート・スピーク〜プレイズ・イヴァン・リンス〜』は、ブラジルミュージシャンイヴァン・リンス作品集となり、大部分の曲でリンス本人がゲスト・ボーカリストとして参加した

※この「誕生〜1990年代」の解説は、「テレンス・ブランチャード」の解説の一部です。
「誕生〜1990年代」を含む「テレンス・ブランチャード」の記事については、「テレンス・ブランチャード」の概要を参照ください。

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