試練の高度経済成長期とは? わかりやすく解説

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試練の高度経済成長期

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 05:57 UTC 版)

苫小牧市営バス」の記事における「試練の高度経済成長期」の解説

車両購入による市債発行はあるものの、事業収入堅調伸び示しており黒字経営であった。ところが、高度経済成長によるインフレーション等が影響し1959年昭和34年)は赤字となった。翌1960年昭和35年)は赤字幅がさらに拡大1961年昭和36年)の地方公営企業法適用により交通事業特別会計企業会計となったが、これに引き継ぐため1,700万円借入金および融通金を計上した経営次第苦しくなり、運賃改定人件費削減等を進め必要性生じた運賃発足後1951年昭和26年12月20日改定されたが、状況鑑み1962年昭和37年6月1日改定1975年昭和50年)まで2 - 3年毎に改定行った人件費削減他所でも広まりつつあったワンマン運転を行うこととし1967年昭和42年6月1日学生専用2路線にて前乗り運賃先払い・前降り方式開始した市内線1968年昭和43年3月15日より整理券方式を採り車内での乗車券発行取り止め12月15日からは山手町方面除き、単区は前乗り運賃先払い・中降り、多区は前乗り運賃後払い・前降りとした。1970年昭和45年7月1日より市内均一運賃採用し整理券方式廃止1971年昭和46年)の山手町方面ワンマン化された。郊外市外線は1973年昭和48年12月5日より整理券方式採用。これにより定期路線ワンマン運転化が完了し特定路線一部除いて車掌乗務なくなったこの間1963年昭和38年7月9日から市の機構改革により交通部変更され傘下管理課営業課置いた市の発展続いており路線延伸車両導入行ったが、敷地手狭になったことや建物老朽化進んだことから明野に14,000平方メートル敷地確保し新庁舎建設開始1975年昭和50年12月23日管理棟整備工からなる施設完成旧庁舎駅前営業所となった路線静川弁天柏原方面などが苫小牧東部開発計画進捗により廃止されている。

※この「試練の高度経済成長期」の解説は、「苫小牧市営バス」の解説の一部です。
「試練の高度経済成長期」を含む「苫小牧市営バス」の記事については、「苫小牧市営バス」の概要を参照ください。

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