西大阪線特急とは? わかりやすく解説

西大阪線特急

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 23:35 UTC 版)

阪神なんば線」の記事における「西大阪線特急」の解説

前述通り1965年昭和40年9月15日から1974年昭和49年11月30日まで西九条駅 - 元町駅間(1968年神戸高速鉄道開業以降西九条駅 - 三宮駅間)に西大阪線本線直通運行されていたのが「西大阪線特急」(「西大阪特急」や「N特」とも呼ばれた)である。「西大阪線特急」の名称は列車愛称ではなく正式な種別名であり、本線の「特急」に相当する大阪市西南部から神戸への短絡ルート作る目的設定されたが、西九条駅都心でない不便な位置にあったことなどから利用低迷したその本意に反し西宮駅尼崎駅から神戸に出る際の速達列車として使う旅客多かったという。 結局2 - 3編成電車西大阪線内ではガラ空き運行している状態が続くことが珍しくなくなったため、設定からわずか9年廃止された。しかも、西大阪線内はそのような状態であった一方で本線に入ると混んでいたこともある皮肉な結果となった本線では、梅田駅 - 元町駅間を走る特急上り後追い下り先行するダイヤとなっていた。なお、1966年には4両編成運行されているという記録がある。 停車駅 西九条駅 - 尼崎駅 - 西宮駅 - 三宮駅 - 元町駅 なお、当時本線特急尼崎駅停車せず尼崎駅 - 三宮駅間で西宮駅のほか、御影駅芦屋駅にも停車していた。 運行時間帯・間隔 9時半から16時まで12分間隔で西九条元町(後に三宮)両駅を発車した所要時間 西九条駅 - 三宮駅間を25分で結んでいた。 この西大阪線特急には列車種類選別装置導入時に“N”の種別記号付与された。これは、西大阪線特急廃止後長らく使われなかったが、時を経て快速急行設定されその後ダイヤ改正の際にこの種別記号として復活した大阪難波駅延伸後はその快速急行本線阪神なんば線直通している。 なお、正式には「西大阪特急ではなく「西大阪線特急」であり、阪神電気鉄道の公式年表でも「西大阪線特急」と明記されている。また、当時自動放送でも「西大阪線特急がまいります。」とアナウンスされていた。

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西大阪線特急

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 17:57 UTC 版)

阪神本線」の記事における「西大阪線特急」の解説

詳細は「阪神なんば線#西大阪線特急」を参照 1964年伝法線西大阪線改称され大阪環状線接す西九条駅まで延伸されたが、翌1965年には大阪南部から神戸方面への速達効果狙い、同線との直通列車である「西大阪線特急」が設定された。しかし利用低迷し1974年廃止されている。

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