表サクセス 電脳野球編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 07:30 UTC 版)
「パワプロクンポケット12」の記事における「表サクセス 電脳野球編」の解説
シリーズ4回目のアマチュア野球編。時系列は前作(11)の3年目終了後の数か月後。 パワポケ9の表サクセスと同様に、1日刻みで行動する進行形式を取っており、カレンダーは2010年のものが使われる。また、所持金の概念を採用している。主な収入源はアルバイトで、日常生活を初めとする様々な局面で使用することになる他、余裕がある場合は主人公以外の選手の能力を強化するために使うことも出来る。そのため今作では野球センスの項目は存在しない。 本作の育成は今まで通りの経験値を使ったものであるが、今までと違って主人公ではなく電脳世界での分身であるアバターを育成するものになっており、主人公は一般人扱いになっていて現実世界でアルバイトや呪いのゲームの調査などをする役目であり、電脳世界でアバターを主人公が操作して野球の練習をするように育成するものになっている。また、本作の練習を実行できるのは投手と野手のどちらも3種類しかなく、体力最大値を上げる練習がないので上げるにはアルバイトやイベントなどで上げるしかない。その代わり、練習ボーナスでもらえる経験値が大幅に上がっており、大量の経験値を稼ぐことが出来る。練習中に怪我をするのは従来どおりにある。 今回独自の要素として心ゲージと信用度(世間評価とも呼ばれる)が存在する。どちらもイベントなどで増減していき、いずれかのゲージが0になるとゲームオーバーとなる。また、信用度はクリア条件のポイントで重要であり、心も一部のイベントで重要になる。 今回は現実世界と電脳世界の2箇所に対してうろつくことが出来るため、行動範囲がより大きくなった。 今回は野球ゲームなので表サクセス中のみ、アクション野球の試合時の選手グラフィックが通常と異なり、据え置きの実況パワフルプロ野球シリーズの最初の作品であるパワプロ'94を元にした太ったグラフィックになっている。なお、選手グラフィックの変更は次作の野球モードが搭載されており、次作はプロ野球スピリッツシリーズ風のリアル頭身モデルが採用され、今作の選手グラフィックも次作でも隠しコマンドを行うことで選択できる。なお、守備走塁画面では従来通りパワポケシリーズのもの。 本作の野球はネットゲームなので、アバターであるが選手兼彼女候補が半分以上いる。選手兼彼女候補は本編ではパワポケ3以来であり(外伝だとダッシュ以来)、本編最多の人数である。 本作でも前作同様、過去のシリーズ作品の出来事の深層の一部を知ることができる「追加イベント」が用意されているが、表サクセスを一度も未プレイにも解禁可能の前作(パワポケポイント購入による当プレイで解禁、更に規定以上の選手数作成するとイベント追加)とは違って表サクセスを3人以上作成して登録するとゲーム開始時の定期イベント短縮機能の選択肢として登場する「むしろ事件の真相を知りたい」を選ぶと追加イベントのように発生し、一部の定期イベントが詳しい内容になり、新しいイベントが追加されるようになる。なお、追加イベントが選べるのはゲーム開始時のみなので、後から選ぶことは出来ない。 自動セーフも前作と同様、ゲーム開始時のイベント短縮機能の選択後のみ。ゲームオーバーになった場合は最後にセーブした所からのやり直しになるので、こまめにセーブする必要がある。
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