表と裏の変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 23:07 UTC 版)
表の人格の一人称は「私」か「桃華」で、敬語を使って話す。これに対し、裏の人格の一人称は基本的に「俺」で喋り方も暴言を伴った男言葉に変わるうえ、声も優しげな大人しい声からドス太い声に変わる(アニメ版では両方とも池澤が声を担当している)。 また、裏桃華になると髪が尖る・目つきが鋭くなる・さらにアニメでは髪のツヤの形がギザギザになるなどの外見上の違いが表れる。 表の桃華は、運動がやや苦手と言っている(原作第39話)が、アニメでは第62話Aパートなどでの「モアピーチサマー」としての桃華は表のままでも難なく走ったり跳んだりしている。日向姉弟と関わるようになってからは、スポーツに意欲的に取り組んでいるようだ。 裏桃華になるとスポーツは普通に出来ており、むしろ得意になっているようにも見える。握力や腕力もかなり強くなっていると見え、裏になったとたんに持っていた湯呑みやティーカップを握り潰したり、重いボウリングの玉をオーバースローで投げたこともある。パワーも増大し、例えばアニメ第108話Bパートではクルル作のパワードスーツ(作中では「特殊ペコポン人スーツ」と呼称)相手に一人で大立ち回りを演じていた。 裏桃華の活躍により、冬樹から「パワーキャラ」(原作第15話)や「トップアスリート」(原作第39話)と認識されている(本人はショックを受けていた)。 さらに、表から裏になるとポテンシャルも上昇するらしく、アニメ第120話Bパートではダーイシ星人の「トレンディビーム」により金縛り状態となるものの、冬樹が攻撃されて裏の人格になった途端に術が解けて星人を張り飛ばしていた。また、アニメ第168話Bパートにて西澤ピーチグループ主催の七夕パーティで人ごみにまぎれて自分の所へたどり着けない冬樹に会いたいあまりに、その怒りのパワーで大勢の人ごみや桃華親衛隊、ポールまでを吹き飛ばしてしまっていた。 なお、裏桃華になるときには「裏ドルフィン」という物質が分泌される(原作第39話)。 さらに裏桃華は自らの愛の力(パワー)によって心臓の動きを弱らせ、体温を下げることができる。 原作110話で、クルルの洗脳バッジによって表と裏の人格が一つになった際にはタママと互角の戦いを繰り広げ、両親譲りの格闘センスを見せた。
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