蝉谷めぐ実とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 蝉谷めぐ実の意味・解説 

蝉谷めぐ実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/03 05:27 UTC 版)

蝉谷 めぐ実 せみたに めぐみ
ペンネーム 蝉谷 めぐ実
蝉谷 せみたに 魚ト とと
誕生 1992年(32 - 33歳)
日本大阪府
職業 小説家
言語 日本語
教育 学士(文学)
最終学歴 早稲田大学文学部
活動期間 2020年 -
ジャンル 歴史小説時代小説
主な受賞歴 小説野性時代新人賞(2020年)
日本歴史時代作家協会賞(2021年)
中山義秀文学賞(2021年)
野村胡堂文学賞(2022年)
吉川英治文学新人賞(2023年)
山田風太郎賞(2024年)
咲くやこの花賞(2024年)
デビュー作 『化け者心中』
テンプレートを表示

蝉谷 めぐ実 (せみたに めぐみ、1992年 - ) は、日本小説家大阪府生まれ。

略歴

早稲田大学文学部演劇映像コース専攻卒業、卒論テーマは文化文政時代歌舞伎広告代理店勤務を経て、早稲田大学で大学職員をしながら執筆活動をしている。

2020年3月、蝉谷魚ト(せみたに・とと)名義で投稿した[1][2]『化け者心中』で第11回小説野性時代新人賞を受賞し作家デビュー[3][4]。デビューに際し、現在の筆名に改めた。

受賞・候補歴

2020年
「化け者心中」で第11回小説野性時代新人賞受賞[5]
2021年
『化け者心中』で第10回日本歴史時代作家協会賞(新人賞)受賞[6]、第11回本屋が選ぶ時代小説大賞候補、第27回中山義秀文学賞受賞[7]
2022年
『おんなの女房』で第10回野村胡堂文学賞受賞[8]、第13回山田風太郎賞候補[9]
2023年
『おんなの女房』で第44回吉川英治文学新人賞受賞[10]
2024年
『万両役者の扇』で第15回山田風太郎賞受賞[11]
咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞[12]

作品リスト

単行本

『化け物』シリーズ

その他

アンソロジー収録

雑誌掲載作品

小説
  • 「獄卒譚々」 - 『オール讀物』2023年8月号(文藝春秋)
  • 「地獄遅れ 獄卒譚々」 - 『オール讀物』2024年1月号(文藝春秋)
  • 「すずめ一席、風落とし」 - 『なごみ』2024年6月号(淡交社)から連載
  • 「見えるか、保己一」 - 『小説 野性時代』特別編集 2024年冬号(KADOKAWA、2024年11月)から連載
  • 「朝霧のチョイ」 - 『GOAT』第1号(小学館、2024年11月)
  • 「梅若丸よ、」 - 『小説トリッパー』2024年冬季号(朝日新聞出版
  • 「餅屋の言うこと」 - 『紙魚の手帖』vol.22(東京創元社、2025年4月)
エッセイ
  • 「一期一衣」 - 『小説すばる』2020年12月号(集英社
  • 「漫才と女形」 - 『小説トリッパー』2021年春季号(朝日新聞出版)
  • 「ひみつのおやつ ポテトチップス」 - 『紙魚の手帖』vol.03(東京創元社、2022年2月)
  • 「〆切めし」 - 『小説現代』2022年9月号(講談社)

出演

舞台

脚注

  1. ^ 小説野性時代新人賞 蝉谷魚トさんの「化け物心中」に」『毎日新聞』2020年4月15日。オリジナルの2020年11月24日時点におけるアーカイブ。2025年5月17日閲覧。
  2. ^ 第11回〈小説 野性時代 新人賞〉 選考結果のお知らせ”. PR TIMES (2020年3月13日). 2025年5月17日閲覧。
  3. ^ 野性時代新人賞受賞作『化け者心中』 刊行記念師弟対談 カドブン 2021年11月12日閲覧
  4. ^ 蝉谷めぐ実『化け者心中』刊行記念インタビュー カドブン 2021年11月12日閲覧
  5. ^ KADOKAWAプレスリリース 第11回〈小説 野性時代 新人賞〉 選考結果のお知らせ 2022年10月21日閲覧
  6. ^ 第10回日本歴史時代作家協会賞 新人賞受賞 KADOKAWA公式ウェブサイト 2021年11月15日閲覧
  7. ^ 熊田明裕 (2021年11月14日). “中山義秀文学賞に蟬谷めぐ実さん「化け者心中」”. 毎日新聞. 2021年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月17日閲覧。
  8. ^ 第10回 野村胡堂文学賞 決定!”. 一般社団法人 日本作家クラブ. 2024年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月17日閲覧。
  9. ^ 規格外の面白さ、ここにあり。第13回山田風太郎賞、候補作品決定!”. KADOKAWAオフィシャルサイト (2022年9月28日). 2025年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月17日閲覧。
  10. ^ 第44回吉川英治文学新人賞受賞!!蝉谷めぐ実『おんなの女房』、受賞の報を受けて喜びのコメント到着”. カドブン (2023年3月3日). 2024年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月17日閲覧。
  11. ^ 第15回山田風太郎賞 蝉谷めぐ実『万両役者の扇』に決定”. KADOKAWAオフィシャルサイト (2024年10月21日). 2025年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月17日閲覧。
  12. ^ 「咲くやこの花賞」にOSK翼和希さん、天才ピアニストら5組”. 朝日新聞 (2024年12月12日). 2024年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月17日閲覧。
  13. ^ 作家16名が学生服に身を包む、なにげに文士劇「放課後」ビジュアル&配役発表”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年8月2日). 2024年8月4日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  蝉谷めぐ実のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「蝉谷めぐ実」の関連用語

蝉谷めぐ実のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



蝉谷めぐ実のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの蝉谷めぐ実 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS