蚩尤族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:00 UTC 版)
「キングダムの登場人物一覧」の記事における「蚩尤族」の解説
羌象(きょうしょう) 声 - 吉田小百合 / 斎藤千和(第3シリーズ) 羌瘣と姉妹同然に生きてきた、蚩尤族の一氏族「羌族」の女性。羌瘣と並んで、蚩尤候補の中でも群を抜いた強さを持っていた。得物は「白鳳(はくほう)」という名の剣。 蚩尤となって外の世界を見たいという気持ちと、妹同然の存在である羌瘣を殺めたくないという気持ちが葛藤し、“祭”の日に羌瘣を香で眠らせ、一人で挑むが、幽連に謀殺された。羌瘣の蘇生術による精神世界では、幽連と共に羌瘣の前に現れて、羌瘣の身を案じて現実世界へ引き返すように忠告した。そして、信を現実世界へ送り出した羌瘣の前に現れて、羌瘣の寿命が縮まったことなどを伝えた。 羌礼(きょうれい) 羌族の少女。羌礼参照。 羌識(きょうしき) 羌族の次の代の蚩尤候補。羌礼の姉貴分。非常に寡黙であるが、外の世界に少なからず興味を抱いている。また男女の営みにも興味はあるようで、それに関する羌礼から羌瘣への問い掛けの際に、さり気無く聞き耳を立てる描写がされていた。 行われた“祭”では羌礼とともに最後まで残り、羌礼と一騎打ちになるが、寸前で羌礼を斬るのを躊躇い止めたことで羌礼に刺されて死亡。死の間際に、羌礼に生き延びてほしかったと告げて息を引き取り、羌礼が羌瘣との戦いの中で羌識の最期の言葉を思い出したことが、羌礼が正気を取り戻すきっかけとなった。 羌明(きょうめい) 声 - 片貝薫、ふじたまみ(若い頃) かつての羌族代表の蚩尤候補。だが“祭”から脱走し、一族から命を狙われ続けた。やがて、外界における里への連絡役として一族に尽くすことで赦されている。既婚者で、子が二人いる。幽族数人を瞬殺するなど、未だ実力も兼ね備えている。 羌瘣の要請を受けて、幽連の居所を彼女に伝えた。 幽連(ゆうれん) 声 - 岡田栄美 / 小山茉美(第3シリーズ) 幽族の代表にして、先代蚩尤。得物は「赤鶴」という名の剣。“祭”において他の氏族と結託して、羌象を謀殺した。“祭”に勝ち残り蚩尤の座を得たが、その際実妹を殺害しており、それによって巫舞を必要としない圧倒的な戦闘力を会得するが、精神に異常をきたすようになる。当初は魏王から厚遇されたものの、手に負えなくなったことから追放され、趙国の山中に潜むようになった。 飛信隊が国境地帯で復興と防衛に務めているころに、羌瘣を誘い出して追い詰めるも形勢逆転を許し、致命傷を負わされ死亡。死後その遺体は、次の“祭”を行わせないという羌瘣の願いのために、羌明によって隠された。しかし、56巻のおまけマンガで幽連の死は幽族に知られており、幽族から全蚩尤族に次の“祭”の開催が伝えられた。羌瘣の蘇生術による精神世界では羌象と共に羌瘣の前に現れ、羌瘣を罵りながらも生と死の狭間である“天地の間”へと送り出した。
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