茶51系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 16:28 UTC 版)
茶51:駒込駅南口 - 東大農学部 - 本郷三丁目駅 - 御茶ノ水駅 - 秋葉原駅 茶51:駒込駅南口 - 東大農学部 - 本郷三丁目駅 -(神田明神→)- 御茶ノ水駅 1971年(昭和46年)3月18日の都電第5次撤去で廃止された19系統(王子駅前 - 通り三丁目)の代替バスとして519系統が設定されたのが本系統の始まりである。その際に通り三丁目 - 東京駅八重洲口間が延長され、新系統番号化と共に東51系統を名乗るが、1977年12月16日をもって茶51甲系統・駒込駅 - 東京駅間と茶51乙系統・王子駅 - 御茶ノ水駅間に分割された。同時に橋62系統の廃止代替を兼ねて茶51甲系統が駒込駅 - 新橋駅に延長されるも1979年11月23日に短縮、東京駅発着に戻った。後に東22乙系統;東京駅丸の内北口 - IBM箱崎ビルの担当開始により、同系統の入出庫系統も兼ねるので、東京駅の停留所が八重洲口から丸の内北口へ変更された以外はさほど大きな影響を受けなかった。 しかし、1991年11月29日の南北線開業、1996年3月26日の四ッ谷延伸開業に伴い、同線とは王子駅 - 東大農学部前間で並行する事となったため、本郷や御茶ノ水駅近辺にある大学病院への需要を除くと利用客は減少していった。このため、2000年12月12日の大江戸線全線開業を機に王子駅 - 駒込駅南口および御茶ノ水駅 - 東京駅丸の内北口(東22乙系統の所管も江東営業所に変更となった。後に東20乙系統として臨海支所に移管)の両端の運行を廃止し、駒込駅南口 - 御茶ノ水駅間の運行となった。 2007年3月26日より、秋葉原駅中央口ロータリーへの乗り入れを開始(このときに万世橋停留所が復活している)。当初は日中のみであったが、後に夕方以降の乗り入れも開始した(朝は従来通り御茶ノ水駅発着)。湯島一丁目、神田明神前の両停留所は朝の御茶ノ水駅行きのみ経由し停車する。 なお、かつての茶51甲系統は外神田二丁目 - 東京駅八重洲口(→東京駅丸の内北口)間で歩行者天国実施区間を通るため、歩行者天国実施時間帯は小川町駅・日本銀行前経由で運行していた。一部区間は1990年まであった東71(現・高71)系統と同一だった。 2008年4月には2000年12月に廃止された区間のうち、茶51乙系統が運行されていた駒込駅 - 王子駅間に北区コミュニティバス「Kバス」(王子・駒込ルート)が開業、茶51甲系統が運行されていた須田町・万世橋 - 東京駅丸の内北口間にS-1が開設され、曲がりなりに廃止区間が復活している。
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