芸術祭・顕彰とは? わかりやすく解説

芸術祭・顕彰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 04:43 UTC 版)

文化庁」の記事における「芸術祭・顕彰」の解説

文化芸術基本法は、「国が、文学音楽美術写真演劇舞踊その他の芸術振興を図るため、これらの芸術公演展示等への支援、これらの芸術制作等に係る物品保存への支援、これらの芸術係る知識及び技能の継承への支援芸術祭等の開催その他の必要な施策講ずる」(第8条)。また、映画、漫画アニメーション及びコンピュータその他の電子機器等を利用した芸術メディア芸術)の振興を図るため、メディア芸術制作上映展示等への支援メディア芸術制作等に係る物品保存への支援メディア芸術係る知識及び技能の継承への支援芸術祭等の開催その他の必要な施策講ずる」(第9条)をそれぞれ定めている。これらの規定受けて文化庁はその具体的な施策として、文化庁芸術祭芸術選奨国民文化祭全国高等学校総合文化祭文化庁メディア芸術祭文化庁映画賞および文化庁映画週間といった芸術祭顕彰主催している。 文化庁芸術祭は、優れた芸術鑑賞機会広く一般にするために開催される諸芸術祭典である。1946年文部省主催ではじまって以来毎年秋に行われている。現在は文化庁文化部芸術文化課・文化庁芸術祭執行委員会企画している。「主催公演」、「協賛公演」、「参加公演」および「参加作品」の4区から成る参加公演および参加作品は、参加希望する公演・作品の中から執行委員会芸術祭にふさわしい内容認めたのである参加公演演劇音楽舞踊大衆芸能4部門、参加作品テレビ・ドラマテレビ・ドキュメンタリーラジオレコード4部門に分かれ各部門における審査委員会審査をもとに文部科学大臣賞贈られる芸術選奨は各芸術分野において、前年優れた業績をあげた者に文部科学大臣から贈られる賞である。芸術選奨文部科学大臣賞および芸術選奨新人賞2種類がある。1951年文化庁芸術祭から分離される形で「芸能選奨」として始まり1956年現在の名称に改められた。 文化庁メディア芸術祭1997年から始まったメディア芸術作品顕彰鑑賞機会の提供を目的とした芸術祭である。アート部門エンターテインメント部門アニメーション部門マンガ部門から成る2007年度第11回)からは国立新美術館実施されているほか、2002年度からは地方展開催されている。

※この「芸術祭・顕彰」の解説は、「文化庁」の解説の一部です。
「芸術祭・顕彰」を含む「文化庁」の記事については、「文化庁」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「芸術祭・顕彰」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「芸術祭・顕彰」の関連用語

1
4% |||||

芸術祭・顕彰のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



芸術祭・顕彰のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの文化庁 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS