文化庁映画賞とは? わかりやすく解説

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文化庁映画賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/17 01:35 UTC 版)

文化庁映画賞(ぶんかちょうえいがしょう)は、文化庁が主宰して、2003年度から、優れた文化記録映画作品(文化記録映画部門)および永年にわたり日本映画を支えてきた人物(映画功労部門)に対する顕彰を行う賞。同庁は複数の顕彰制度を芸術選奨に集約する方針で、映画賞としての贈呈は2022年度が最後となる[1]

文化記録映画部門

文化記録映画大賞

  • 2003年度 - 『こんばんは』有限会社イメージ・サテライト
  • 2004年度 - 『海女のリャンさん』株式会社桜映画社
  • 2005年度 - 『わたしの季節』有限会社協映、社会福祉法人びわこ学園
  • 2006年度 - 『今、有明海は消えゆく漁撈習俗の記録』株式会社イワプロ
  • 2007年度 - 『ひめゆり』有限会社プロダクション・エイシア、財団法人沖縄県女師・一高女ひめゆり同窓会
  • 2008年度 - 『緑の海平線~台湾少年工の物語~』藤田修平
  • 2009年度 - 『嗚呼満蒙開拓団』株式会社自由工房
  • 2010年度 - 『ただいまそれぞれの居場所』有限会社大宮映像製作所
  • 2011年度 - 『ショージとタカオ井手洋子
  • 2012年度 - 『隣る人』アジアプレス・インターナショナル
  • 2013年度 - 『先祖になる』有限会社蓮ユニバース
  • 2014年度 - 『ある精肉店のはなし』株式会社やしほ映画社、有限会社ポレポレタイムス社
  • 2015年度 - 該当なし
  • 2016年度 - 『氷の花火 山口小夜子』 「氷の花火 山口小夜子」製作委員会
  • 2017年度 - 『五島のトラさん』 テレビ長崎
  • 2018年度 - 『まぶいぐみ〜ニューカレドニア引き裂かれた移民史〜』 シネマ沖縄
  • 2019年度 - 『ぼけますから、よろしくお願いします。』 株式会社ネツゲン、株式会社フジテレビジョン、関西テレビ放送株式会社
  • 2020年度 - 『プリズン・サークル』 out of frame
  • 2021年度 - 該当なし
  • 2022年度 - 『私だけ聴こえる』テムジン、リトルネロフィルムズ[2]

文化記録映画優秀賞

  • 2003年度
    • 『ヒバクシャ-世界の終わりに』株式会社グループ現代
    • 『掘るまいか 手掘り中山隧道の記録』有限会社フィールドワークスプロジェクト
  • 2004年度
    • 『トントンギコギコ図工の時間』「トントンギコギコ図工の時間」製作上映委員会、有限会社海/有限会社野中真理子事務所、有限会社ヒポコミュニケーションズ
    • 『山中常盤牛若丸と常盤御前 母と子の物語』株式会社自由工房
  • 2005年度
    • 『心の杖として鏡として』心の杖として鏡として製作委員会、株式会社プロダクション135、株式会社ワールド映画
    • 『平成職人の挑戦 平成プロジェクト』有限会社山下ゆり/有限会社花組、株式会社ワールド映画、株式会社スリー・アローズ・エンターテイメント
  • 2006年度
    • 『いのち耕す人々』株式会社桜映画社
    • ヨコハマメリー』ナインエンタテインメント株式会社 人人フィルム
  • 2007年度
    • 『有明海に生きて 100人に聞く、海と漁の歴史と証言』株式会社イワプロ
    • 『プライド in ブルー』株式会社バイオタイド/株式会社パンドラ
  • 2008年度
    • 『オオカミの護符 -里びとと山びとのあわいに-』 株式会社ささらプロダクション
    • 『十歳のきみへいのちの授業』U.N.Limited
  • 2009年度
    • 『風のかたち -小児がんと仲間たちの10年−』いせFILM
    • 『平成熊あらし~異常出没を追う~』株式会社群像舎
  • 2010年度
    • 『こつなぎ山を巡る百年物語』株式会社周
    • 『月あかりの下で~ある定時制高校の記憶~』株式会社グループ現代
  • 2011年度
    • 『里湖八郎潟物語』株式会社群像舎
    • 『夢と憂鬱~吉野馨治と岩波映画~』記録映画「夢と憂鬱-吉野馨治と岩波映画」製作委員会
  • 2012年度
    • 『医いやす者として~映像と証言で綴る農村医療の戦後史~』株式会社グループ現代
    • 『沈黙の春を生きて』坂田雅子、株式会社シグロ
  • 2013年度
    • 『異国に生きる日本の中のビルマ人』土井敏邦
    • 『福島生きものの記録シリーズ1~被曝~』株式会社群像舎
  • 2014年度
    • 『鬼来迎−鬼と仏が生きる里−』株式会社桜映画社
    • 『鳥の道を越えて』工房ギャレット
  • 2015年度
    • 『「生命の誕生」~絶滅危惧種日本メダカの発生~』映像計画研究所
    • 『抱擁』株式会社スーパーサウルス
    • 『未来をなぞる写真家・畠山直哉』豊岡劇場/SIB合同会社
  • 2016年度
  • 2017年度
    • 人生フルーツ』 東海テレビ放送
    • 『まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて』 グループ現代
  • 2018年度
  • 2019年度
  • 2020年度
    • 『えんとこの歌寝たきり歌人・遠藤滋』 いせフィルム
    • 『蟹の惑星』 村上浩康
  • 2021年度
    • 『きこえなかったあの日』 今村彩子
    • 『二重のまち/交代地のうたを編む』 小森はるか瀬尾夏美
    • 『夜明け前のうた 消された沖縄の障害者』 原義和
  • 2022年度[2]
    • 『うむい獅子 -仲宗根正廣の獅子づくり-』 海燕社
    • 『カナルタ 螺旋状の夢』 太田光海

映画功労部門

  • 2003年度
    • 宇津木一郎 - 映画美術・大道具
    • 軽部進 - 撮影効果・特機
    • 永田稔 - 映画上映・普及
  • 2004年度
  • 2005年度
    • 小川信夫 - 映画編集
    • 河崎義祐 - 映画監督・映画普及
    • 島倉二千六 - 映画背景
    • 中岡源権 - 映画照明
    • 中山義廣 - 映画録音技術
    • 野上照代 - スクリプト
    • 萩原泉 - 映画撮影・映画普及
    • 森川和代 - 中国映画研究・翻訳
  • 2006年度
  • 2007年度
  • 2008年度
  • 2009年度
    • 大橋鉄矢 - 映画録音
    • 窪田治 - 映画装飾
    • 久米光男 - 映画照明
    • 園井弘一 - 映画編集
    • 中澤敏明 - 映画プロデュース
    • 原一民 - 映画撮影
    • 福田慶治 - 映画振興
  • 2010年度
  • 2011年度
    • 岡安和子 - フィルムネガ編集
    • 金田正 - スチール
    • 兼松熈太郎 - 映画撮影監督
    • 小林七郎 - アニメーション美術
    • 笹竹利行 - 映画美術文字デザイン
    • 髙嶋利雄 - 映画照明
  • 2012年度
  • 2013年度
    • 粟木原毅 - 映画照明
    • 池端松夫 - 映画美術・塗装
    • 今村治子 - スクリプター
    • 鵜飼邦彦 - 映画・テレビ編集
    • 澤登翠 - 活動写真弁士
    • 斯波重治 - 音響監督
    • 杉野昭夫 - キャラクターデザイン・作画監督
    • 須佐見成 - タイミング
    • 本田孜 - 映画録音
  • 2014年度
    • 生賴範義 - 映画ビジュアル制作
    • 酒匂正弘 - 映画照明
    • 佐藤富士男 - 映画録音
    • 仙元誠三 - 映画撮影監督
    • 半藤克美 - アニメーション美術
    • 松田孝 - 衣装
    • 宮澤誠一 - 映画編集・演出
  • 2015年度
  • 2016年度
  • 2017年度
    • 浅沼圭司 - 映画学・美学
    • 上松盛明 - 特殊造形美術・操演技師
    • 江川悦子 - 特殊メイク・特殊造形
    • かわなかのぶひろ - 実験映画
    • 鈴木美康 - タイミング
    • 高橋宏固 - アニメーション撮影監督
    • 田辺信道 - 映画録音
    • 中本哲 - 和楽監修
    • 根岸誠 - テクニカルコーディネーター
    • 古川雅士 - アニメーション編集
    • 森村幸子 スクリプター
    • 矢部一男 - 映画照明
  • 2018年度
    • 佐藤政義 - 映像美術・装置
    • 瀬川徹夫 - 映画録音技師
    • 瀬山武司 - アニメーション編集
    • 牧野守 - 日本映画史研究
    • 丸池納 - 映画撮影
    • 山本逸美 - 整音・選曲
  • 2019年度
    • 淺香時夫 - 科学映画(生物試料作成・脚本・演出)
    • 牛場賢二 - 映画照明
    • 倉橋静男 - 音響効果
    • 佐々木史郎 - 映画プロデュース
    • 林淳一郎 - 撮影監督
    • 日野重朗 - 美術装飾・造園
    • 渡辺宙明 - 映画音楽
  • 2020年度
  • 2021年度
    • 小野寺桂子 - 映画編集
    • 佐々木原保志 - 撮影監督
    • 鈴村髙正 - 映画美術
    • 千蔵豊 - アニメーション編集
    • 星一郎 - 映画録音
    • 村瀬継蔵 - 特殊美術造形
  • 2022年度[2]
    • 笠松則通 - 撮影監督
    • 田村實 - 立体アニメーション撮影
    • 坪井一春 - 組付大道具
    • 弦巻裕 - 映画録音
    • 安井喜雄 - フィルムアーカイブ
    • 安彦良和 - アニメーター、キャラクターデザイン

脚注

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