舞台となる国・地域・施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 17:24 UTC 版)
「彩雲国物語の用語」の記事における「舞台となる国・地域・施設」の解説
彩雲国 (さいうんこく) 架空の国。王都は貴陽。王都のある紫州と7つの州(藍州、紅州、黄州、碧州、白州、黒州、茶州)で構成されている。 国としては最低600年の歴史がある。当初は各州を現地の豪族が治める封建制だったが、腐敗しきって朝廷は名ばかり、支配機構は全く機能せず、彩七家も自分達を守るので精一杯になった。100年以上前は戦続きで、縹家の参入により暗黒の大業年間へ悪化した。30年以上前、紫戩華が貴陽攻防戦を制して玉座に就き、各州府を立て、中央政府から派遣される州牧がそれを統括する中央集権制に移行させた。現在でも封建制時代の名残で各州での彩七家の影響力は無視できない。本編開始の8年前、戩華が病に倒れ、1人の公子が旺季派に暗殺されてからは王位争いで王都が混乱した。紅藍両家を除く彩七家はそれぞれの公子を擁立し、後宮は腐敗した。4年前に霄宰相と旺大夫が粛清し、その時2人が決めた人事が本編まで引き継がれている。 女性の社会進出は進んでいる方で、紅玉環が実質の紅家当主、縹英姫が茶家当主名代、柴凛が全商連の一支部長、胡蝶が親分衆の1人を勤めるなどしている。但し官吏への登用は紫劉輝が起案するまで実現していなかった。試験導入ということで女性教育を待たなかったこともあり、国試を通しての女性官吏登用は最初の紅秀麗から次の朱鸞まで12年開いている。
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