自動車用タイヤ製品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 06:48 UTC 版)
「TOYO TIRE」の記事における「自動車用タイヤ製品」の解説
PROXES(プロクセス)シリーズ 「アメリカで高い評価を得た」と称するTOYO TIRESのプレミアムブランドシリーズ。快適性を追求したCT01に始まり、SUV/LUV専用のS/TとスポーツタイヤのT1Rが追加、従来TRAMPIOシリーズにあったサーキット向けのR1R、R888が移管された。新車装着タイヤとして市販とは別のパターンも存在する。 TRANPATH(トランパス)シリーズ ミニバンやSUVなど、腰高で重量のある車に対応したシリーズで、国内向け商品の主力。内外非対称パターンと高い剛性で偏磨耗防止と高い安定性を実現した。ミニバン向けMPシリーズ(MP4、MP3、MP Sports)とSUV向けのS/U、SU Sports、A/T、M/Tがあるが、SUV向けフラッグシップのS/TがPROXESシリーズに移管されたのに対し、大型高級ミニバン向けのLuはフラッグシップながらPROXESではなくこのシリーズに残されているところにブランド戦略が表れている。2011年3月にMPシリーズの5代目モデルとなるmpFが発売された。 TRAMPIO(トランピオ)シリーズ スポーティタイヤのシリーズ。現行品は高速ツーリング向けのVimodeのみ。以前はTRAMPIOブランドでモータースポーツへの参戦も積極的に行っていた。ツーリングカー向けタイヤに強く、全日本ツーリングカー選手権でチャンピオンを獲得したこともある。現在モータースポーツ活動としては、D1グランプリにワークス・チームを送り込んで参戦しているが、ブランド名はTRAMPIOではなく、TOYO TIRESである。 DRB(ディーアールビー) ストリート系スポーティータイヤ。 ECO WALKER(エコウォーカー) 2009年10月1日発売の省燃費・耐摩耗性能に優れたスタンダードタイヤシリーズ。 NANOENERGY(ナノエナジー)シリーズ ECO WALKERをベースに改良した次世代低燃費タイヤ。 TEO(テオ)シリーズ 静粛性と燃費の良さを重視した、主にセダンおよびコンパクトクラス向けのシリーズ。TRNASAS TEOから扁平サイズよりTeo Plusに移行した。Teo Plusの登場とともにTRANSAS(トランサス)シリーズから改称。 OPENCOUNTRY(オープンカントリー)シリーズ オフロード車専用ブランド。北米にて先行展開した後、日本国内にも導入された。 GARIT(ガリット)シリーズ スタッドレスタイヤのシリーズ。「アイスバーンに対する引っかき性能を高めるため」として鬼グルミの殻を粉砕した粒を配合しているのが特徴。2006年秋発売のG4が標準現行品だが、先代のG30も廉価品として量販店のセット品として発売されている。2007年には非積雪地域向けのPxを追加したがやはり中心はG4である。2009年9月には氷上性能をG4に対し大幅に向上させたGARIT G5が発売された。
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