編成、第2次ブルラン、アンティータムとは? わかりやすく解説

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編成、第2次ブルラン、アンティータム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 02:10 UTC 版)

第9軍団 (北軍)」の記事における「編成、第2次ブルラン、アンティータム」の解説

正式に軍団番号与えられたのは1862年7月22日であるが、第9軍団組織自体1862年2月アンブローズ・バーンサイドによるノースカロライナ遠征遡る6月ノースカロライナ遠征北軍勝利終了すると、バージニア州ニューポートニューズにおいて、ノースカロライナ遠征参加したバーンサイドの2個師団アイザック・スティーブンス准将師団中核とし、3個師団編成第9軍団組織された。師団長は、スティーブンスジェシー・リー・リノ少将及びジョン・パーク(John G. Parke)少将であった第9軍団ポトマック軍所属していたが、ニューポートニューズ短期間滞在した後、ジョン・ポープ少将バージニア軍補強するよう命令を受け、8月28日-30日第二次ブルランの戦い参戦した。これが第9軍団にとって初めての戦闘であったが、スティーブンスリノの2個師団のみが参加し、その戦力12連隊、2個砲兵中隊兵力は5,000人以であったバーンサイド不在であったため、リノ代理軍団長務めた第二次ブルランの戦いでの損害は、戦死204人、戦傷1,000人、行方不明319人の合計1,523であったいくつかの連隊南軍激し砲火さらされ、第28マサチューセッツ連隊234人の損害出している。 その後第9軍団ポトマック軍メリーランド方面作戦加わったバーンサイドポトマック軍右翼司令官として第1軍団第9軍団指揮したため、リノ引き続き第9軍団司令官務めたスティーブンス9月1日シャンティリーの戦い戦死しており、スティーブンスに代わって第1師団長にはオーランド・ウィルコックス(Orlando B. Willcox)が就任し第2師団長はサミュエル・スタージス(Samuel D. Sturgis)、第3師団長はアイザック・ロッドマン(Isaac P. Rodman)が任じられた。メリーランド方面作戦中は、ジェイコブ・ドルソン・コックスのクナーウ師団一時的に所属したまた、いくつかの連隊追加され、4個師団戦力29連隊、5個砲兵中隊、総人員13,819人(非戦闘員含む)であった1862年9月14日サウス山の戦いは、ほぼバーンサイドポトマック軍右翼のみが戦ったサウス山の戦い北軍勝利終わったが、第9軍団戦死157人、戦傷691人、行方不明41人の合計889人の損害出した第1軍団損害もほぼ同程度であったリノはこの戦いで戦死しコックスその後引き継いだ9月17日にはアンティータムの戦い発生北軍勝利し南軍メリーランド侵攻終わった。この戦いで両軍共に大損害を受けたが、第9軍団は約8500名の実働人員対し戦死438人、戦傷1,796人、行方不明115人の合計2,349人の損害受けた第3師団長のロッドマン瀕死の重傷負ったコックス師団は、この戦役の後にバージニア戻った。この師団サウス山とアンティータム輝かし勇気示していた。 コックス軍団去りウィルコックス軍団長となったウィルコックス後任第1師団長にはウィリアム・バーンズWilliam Wallace Burns)が就任したロッドマン後任第3師団長にはジョージ・ゲッティ(George W. Getty)が就任した1862年11月5日バーンサイドポトマック軍司令官任命されアメリカ連合国首都リッチモンド目指し南下した12月11日 - 12月15日フレデリックスバーグの戦いでは、第9軍団第2軍団右翼大師団(Right Grand Division)を構成しエドウィン・サムナー少将がその指揮をとった。第9軍団兵力31連隊、5個砲兵中隊であったが、フレデリックスバーグでは戦死111人、戦傷1,067人、行方不明152人、合計1,330人の損害受けた北軍敗北し北へ引き上げた。この戦いの後しばらくしてジョン・セジウィック軍団長となり、ウィルコックス師団長戻った

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