絹本著色准胝仏母像とは? わかりやすく解説

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絹本著色准胝仏母像

主名称: 絹本著色准胝仏母像
指定番号 768
枝番 00
指定年月日 1910.04.20(明治43.04.20)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

絹本著色准胝仏母像

主名称: 絹本著色准胝仏母像
指定番号 1852
枝番 00
指定年月日 1985.06.06(昭和60.06.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文:  准胝仏母七倶胝仏母などとも呼ばれ、主に増益延命などを祈る修法本尊とされる真言宗では平安時代後期六観音一つ入れて信仰されるようになり、天台宗でもその影響受けた形跡はあるものの、天台寺院の青蓮院伝来した本図はやはり准胝仏母として信仰されてきたと考えるべきであろう
 准胝像容については「仏説七倶胝仏母准胝大明陀羅尼経」等に詳細に説かれており、それに従った例には広隆寺本(重要文化財)等がある。本図の像は三目十八臂で持物もほぼ儀軌一致することから准胝認められるが、しかし座下が池でなく床、頭上に浄居天がなく天蓋のみというように、儀軌とらわれぬ構成行っており、また台座大き妙花配して荘厳するという独特の形式注目される
 作風は、柔らかい暈し含んだ多彩な彩色や、着衣精緻な文様はじめとする截金が、豊かな装飾性示し平安時代後期特色著しい。欠失部分補って描いたところが多く、そのためかえって印象を損っている点が惜しまれるけれども、遺品乏し准胝像の中でも図像特色に富む一本として、また平安後期仏画好例として価値の高い作品である。
重要文化財のほかの用語一覧
絵画:  絹本著色六道絵  絹本著色円鑑禅師像  絹本著色准胝仏母像  絹本著色准胝仏母像  絹本著色准胝観音像  絹本著色前田利家夫人像  絹本著色前田利春像



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