統治權とは? わかりやすく解説

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とうち‐けん【統治権】

読み方:とうちけん

国土国民支配する権利主権

「統治権」に似た言葉

統治権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/08 09:02 UTC 版)

統治権(とうちけん)とは、国際法国内法で有する国土国民など国家を治める権利のことである。国権とも言う。国家の最高権力と言える。国内でどのように発動されるかによって、政治体制の種別がなされる。


注釈

  1. ^ 単数形は、"Herrschaftsrecht"[3]

出典

  1. ^ “ コトバ解説 「非常事態宣言」と「戒厳令」の違い ”. 毎日新聞. (2015年12月8日). https://mainichi.jp/articles/20151203/mul/00m/030/00700sc 2017年7月6日閲覧。 
  2. ^ 里見岸雄 1989, p. 15.
  3. ^ dict.cc dictionary :: Herrschaftsrechte :: German-English translation


「統治権」の続きの解説一覧

統治権(対内主権)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 07:11 UTC 版)

主権」の記事における「統治権(対内主権)」の解説

第一に国権(国民統治し支配する国の権力)ないし統治権、国民および国土領土)を支配する権利(例:ポツダム宣言8項)。 「国家が内に対して最高至上である」ということが、「主権」の内容として語られる近代国家においては国家は、自らの領土において、いかなる反対意思表示する個人・団体に対しても、最終的には、物理的実力(physische Gewalt)を用いて自己の意思貫徹することができる。この意味で、国家対内的に至高存在であり、これを「主権的」と表現するのである私法上の権利区別され公法上の権利であるという意味で高よばれることもあり、国民対す支配権を「対人」、領土対する統治権即ち「領土」という。 主権国家における最高の統治権であるが、統治権一般国家機構が行使する統治実権とは別ものであり、主権以外の統治権が明確であるのに対して民主主義国家においては主権不明確であり、その所在である主権者曖昧模糊としている。

※この「統治権(対内主権)」の解説は、「主権」の解説の一部です。
「統治権(対内主権)」を含む「主権」の記事については、「主権」の概要を参照ください。

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統治権

出典:『Wiktionary』 (2020/09/24 11:10 UTC 版)

名詞

とうちけん

  1. 国家国際法及び国内法有する権利総体。「主権」及び「国権」とほぼ同義であるが使用局面により使い分けられる。

語源

ドイツ憲法学の影響を受け、講学"Herrschaftsrechte"訳語として案出


「統治権」の例文・使い方・用例・文例

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