空中権とは? わかりやすく解説

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くうちゅう‐けん【空中権】

読み方:くうちゅうけん

土地の上空間について、上下範囲定めて設定した地上権空間権


空中権(くうちゅうけん)(Transferable Development Rights)

土地上の空間を利用できる権利

建築物建てる場合、その土地にどれだけの床面積のものを建てられるかは指定され容積率で決まる。東京駅周辺一部地域では、容積率譲渡する形で空中権がやり取りされている。

低層ビル建設するなど、あらかじめ指定され容積率使い切らずに余らせた場合、その残り容積率隣接地転売することができる。あたかも空間利用する権利あるよう見えることから、空中権というようになった

東京都2002年、国が創設した特例容積率適用区域制度対象東京駅周辺地域指定し比較的広い範囲で空中権の取引認めた。その区域内では低層東京駅利用しない空中容積率別の場所に譲渡して使うことができる。

現在、このような空中権の取引ができるのは東京駅周辺だけで、それ以外には存在しない

(2004.12.27掲載


空中権

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 00:05 UTC 版)

名詞

空中 くうちゅうけん

  1. 建築建築基準法又は都市計画法に基づき土地の上存する容積率移転可能とする事実上権利のこと。これらの法律根拠として事実上移転が可能となるに過ぎない一般的には賃借権区分地上権地役権設定により空中権の移転が行われる。
  2. 区分地上権俗称区分地上権のうち、空中対象とするものに限定されることもある。

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